ビックカメラの連結EC売上高は5.3%増の729億円、EC化率は9.2%【2017年8月期】
店頭受け取りサービスの受注件数は2年前と比べて約4倍に増えている
ビックカメラの2017年8月期連結業績におけるグループのEC売上高は、前期比5.3%増の729億円だった。EC化率は同0.3ポイント上昇して9.2%。
オムニチャネルを推進し、スマートフォンアプリの機能として「商品在庫や売価の事前確認」「商品の取り置きや店頭受取」「ECサイトと店舗のポイント共通利用」「セール情報などの発信」を提供した。
「ネットで注文 店頭受け取り」も強化しており、店頭受け取りサービスの受注件数は2015年8月期の第4四半期と比べて約4倍に増えている。
グループのEC売上高はビックカメラ、コジマ、ソフマップなどの合計。ブランド別の成長率はビックカメラが同12.6%増、コジマは同8.3%増だった。
ビックカメラグループはインターネット通販関連の中期計画として「オムニチャネル強化」「品揃えの拡充」「配送品質の向上」を掲げている。前期はグループのECシステムを統合したほか、物流拠点の再配置などを実施した。
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