ビックカメラの中間期EC売上367億円、EC化率は9.5%
アプリを活用したオムニチャネル施策などに注力した
ビックカメラの2016年9月~2017年2月期(中間期)連結業績によると、グループのEC売上高は前年同期比1.6%増の367億円だった。EC化率は同0.3ポイント上昇して9.5%。
グループのEC売上高はビックカメラ、コジマ、ソフマップなどの合計。ブランド別の成長率はビックカメラが同10.5%増と2ケタ増収だった一方、コジマは同1.1%減とマイナス成長だった。
当期はスマートフォンアプリを活用したオムニチャネル施策に注力した。アプリの機能として「商品在庫や売価の事前確認」「商品の取り置きや店頭受取」「ECサイトと店舗のポイント共通利用」「セール情報などの発信」を提供。自社ECサイトと店舗の好循環を形成した。
ビックカメラグループはインターネット通販関連の中期計画として「オムニチャネル強化」「品揃えの拡充」「配送品質の向上」を掲げている。前期はグループのECシステムを統合したほか、物流拠点の再配置などを実施した。
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