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ZOZOTOWNの前澤友作社長と女優の剛力彩芽さんが交際宣言したのに続き、エンタメ系Webサービス「SHOWROOM」の前田裕二社長と同じく女優の石原さとみさんの熱愛が発覚した。

立て続けに発覚したIT社長と女優の交際報道を見て、「ネットショップの経営者が女優とお付き合いできる可能性」について真剣に考えてみることにした。

前澤社長はTwitterで下記のようなツイートをした。

「IT社長=女優とお付き合いできる」という構図が世間をにぎわせたが、IT業界の隅っこで15年もお仕事をさせてもらっている私の回りには、女優とお付き合いしている経営者には1人もいない(私に言っていないだけかもしれないが)。

ましてや、EC業界だけに絞れば、女優とお付き合いできた経営者はおそらく前澤社長以外皆無だろう。ネットショップの経営者が女優とお付き合いするためには、下記のようなステップが考えられる。

ステップ1 「儲ける」

まず、大前提としてネットショップ運営で「儲ける」必要がある。ネットショップの社長から「お金持ち」を差し引いたら、ただのパソコンとインターネットに詳しいオヤジでしかない。儲からなければ女優は振り向いてくれないし、儲かっていることもひっくるめて男としての魅力だろう。

しかし、現実問題として、ネットショップで儲かる仕組みを構築することは難しい。商品を仕入れて売るというビジネスは利益が薄く、競合店が発生しやすい。

さらにネットショップの場合はページ制作や受注管理等のランニングコストもバカにならない。楽天市場やAmazonに出店してしまうと価格競争や広告費の投資にも追われてしまい、必然的に利益を削る商売を強いられることになる。

流行やトレンドにも左右されて安定した売上を作り続けることも難しいので、小売業の部類に入るEコマースという商売では、女優を振り向かせるほどの稼ぎを叩き出すことは困難だ。

もし、ネットショップでガッツリと稼ぎたいのであれば、やはりメーカーになることである。自社で製造する商品をネットで販売するビジネスであれば、高い利益率を確保することができるし、競合他社との競争にも巻き込まれにくい。

また、付加価値が付けやすく利益率の高い健康食品や化粧品、レンタル事業や業務用の特殊技術を用いたBtoB向けの商品など、儲かることを前提に考えた商品を取り扱うことは、利益率が高く安定した売上を確保できるネットショップ構築への“はじめの一歩”と言える。

ステップ2「出会う」

その次に重要なことは「出会い」である。社内でページ制作や受注管理をしているだけでは、桐谷美玲には会えないし、土屋太鳳と出会うこともない。オフィスに閉じこもりがちなネットショップの経営者は、意識して出会いを作っていかなければ、女優どころか一般女性とも巡り会えない

ちなみに、前澤社長は雑誌『GOETHE(ゲーテ)』の取材で剛力彩芽さんと知り会ったとか。GOETHEの2018年7月の最新号にはプロサッカーの大迫勇也選手が登場しており、4月号の表紙には福山雅治さんがレストランで秋元康氏らと料理に舌鼓を打っている写真が掲載されている。女優とお付き合いすることよりもGOETHEの取材を受けることのほうが難易度が高いかもしれない

「やっぱり一般人が女優とお付き合いするなんて無理なんだよ」と、諦めてしまう人もいるかもしれないが、ネットショップの社長であれば女優と出会える可能性はゼロではない

まず、自社で広告を展開している企業であれば、必ず取引先に広告代理店が存在しているはずである。そして、その先には芸能事務所やモデル事務所が存在しており、そこの人脈をたどっていけば女優と出会える可能性は十分にある。「広告」という武器を使えば、ネットショップの経営者も女優との夢の出会いを手に入れることは不可能ではないのだ。

また、一般人と女優が出会った事例として、「知人の紹介」という話もよく目にする。これも考え方を変えれば、IT社長だから女優と出会えたわけではなく、IT社長として稼ぐことができたから人脈が広がり、人脈が広がったから女優と出会うツテができた、ということのように思える。

そういう意味では前澤社長の「みんなも目指せIT社長!!稼いで稼いで稼ぎまくれー!!」という言葉は、そんなに的外れな発言ではないことが理解できる。

ステップ3「カッコよくなる」

稼いで出会うためのツテができたら、あとは「カッコよくなる」ことである。金があっても男性として魅力がなければ、やはり女優としては「ごめんなさい」だろう。仮に物好きな女優とうまく付き合うことができたとしても、写真週刊誌に撮られたときに、自分の容姿がネットで叩かれるのは辛いだろう。

しかし外見に関しても、お金さえあればどうにかなることが多い。稼ぐようになれば服や持ち物にもお金がかけられるようになるし、経営者は人に見られる仕事が多いので、必然的に体形の維持や髪形、肌の手入れにも投資するようになる。どうしようもないほどダサかった若者が、経営者になったとたんにカッコよく変貌したというようなことは、IT業界においてそんなに珍しい話ではない。

また、経営者となって人付き合いの幅が広がるとお洒落なお店への出入りが増え、会員制のレストランの1つや2つ、顔なじみになるのも決して難しくない。そういう大人の社交場に顔が利くようになることも“モテアイテム”の1つになるだろう。

お金を手に入れることができるようになると、トークの内容も変わってくる。成功体験によって男性としての自信が身につき、大きな夢を語れるようになる。例えば、一部上場して海外に進出する話や、彼女のためにファッションブランドを立ち上げてネットで販売してあげる話など、ネットショップの社長ならではの夢を語ることができるようになれば、多少不細工でも、バーカウンターの暗がりなら、総合評価は1.5倍ぐらい上がるだろう

◇◇◇

ネットショップという小売業の延長戦上にあるビジネスモデルでは、収益構造の問題で「大金持ち」になることが難しいところもあるかもしれないが、儲かる仕組みさえ構築できれば、女優との出会いを作ることも、お付き合いすることも夢物語ではない

ただし、「女優とお付き合いしたい」というモチベーションだけでは、起業の苦難を乗り越えていくことが難しいのも事実である。特にネットショップ運営の場合、販促のトレンドとノウハウの移り変わりが激しいこともあり、経営者に揺るぎない信念と大義がなければ、成功をつかむことは想像以上に困難だ。

そう考えると、前澤社長の投稿の最後の言葉が、実はEコマースにおける成功の本質を突いていると思えてならない。

お金目的になると稼げないから気をつけれー!

こういう大切なことをサラッと言えてしまうところが、女優とお付き合いできる社長の魅力なのかもしれない。

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竹内 謙礼

有限会社いろは 代表取締役

竹内 謙礼(たけうち・けんれい)

1970年生まれ。大学卒業後、出版社に勤めた後に観光牧場に転職。企画広報担当を経て2004年に経営コンサルタントとして独立。楽天市場、ビッダーズ等で多くのネットビジネスの受賞履歴あり。また、千葉文学賞等の小説、エッセイでも数々の受賞暦を持つ。

大企業、中小企業のコンサルティングはもちろん、サイドビジネスや起業に対しての販促、営業、人材教育のアドバイスを行い、特に実店舗のキャッチコピー制作とネットビジネスへのコンサルティングには定評がある。また、低価格の会員制コンサルティング「タケウチ商売繁盛研究会」の主宰として、180社近いコンサルティング指導を日々行っている。

販促、企画、会計、投資の書籍執筆の他、新聞や雑誌等でも連載を持っており、ラジオのパーソナリティとしても活躍。商工会議所や企業での講演、企業での人材教育等、経営コンサルタントとして精力的に活動している。NPO法人ドロップシッピング・コモンズ理事長。著書多数(詳しくはこちら

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