セブン&アイのEC売上は570億円で8%増[2018年8月中間期]
セブン&アイ・ホールディングスの2018年3~8月期(2019年中間期決算)におけるEC売上高は、前年同期比8.3%増の570億6400万円だった。セブンネットショッピングとセブンミール、イトーヨーカドー、ロフトは増収率が10%を超えている。
セブン&アイ・ホールディングスのEC売上高は、グループを横断したECサイト「omni7(オムニ7)」を通じた売上高の合計。
ブランド別の売上高は、「セブンネットショッピング」が同21.0%増の128億700万円、「セブンミール」は同14.7%増の149億7700万円、「イトーヨーカドー」は同31.3%増の24億9900万円、「ネットスーパー」は同2.5%減の213億2300万円、「赤ちゃん本舗」は同4.4%増の30億5300万円、「そごう・西武」は同9.3%増の17億3900万円、「ロフト」は同26.5%増の5億4900万円。
6月に「セブンマイルプログラム」開始
セブン&アイグループは6月、新たな会員プログラム「セブンマイルプログラム」を開始した。「セブン-イレブンアプリ」と「イトーヨーカドーアプリ」を展開しており、店舗やEC、ネットスーパーを利用するとマイル(ポイント)が貯まるほか、ポイント数に応じて、さまざまな特典を提供している。
「セブンマイルプログラム」は2018年秋に「そごう・西武」、2019年春頃に「ロフト」と「赤ちゃん本舗」が参加する予定。
EC売上高の通期計画は1250億円
2019年2月期におけるEC売上高の計画は、前期比14.9%増の1250億円に設定している。
2018年2月期のEC売上高は1087億8500万円だった。EC業界の専門誌『月刊ネット販売』が実施したEC実施企業の売上高調査を踏まえると、一般消費者向け(BtoC)のECの年間売上高が1000億円を超えたのは、「Amazon.co.jp」「ヨドバシ.com」に次いで国内3サイト目。