石居 岳 2019/8/7 9:00

ふくおかフィナンシャルグループは8月2日、傘下のiBankマーケティングが10月末をめどに、地域資源にフォーカスした「地域総合商社事業」を立ち上げると発表した。

地域資源(モノ・コト・スポットなど)にフォーカスして、商品開発やブランディングのサポートからオンライン上での販売(地域版ECモール)、プロモーション活動までワンストップで提供する「地域版トータルマーケティグプラットフォーム」を構築・運用する。

ふくおかフィナンシャルグループが提供する「地域版トータルマーケティグプラットフォーム」
「地域版トータルマーケティグプラットフォーム」について

「地域創業商社事業」では、“地域のお魅せ~LOCAL  ATTRACTION~”をサービスコンセプトに、地方の魅力が凝縮されたモノ・コト・スポットを地域内にとどまらず、地域外にも発信・流通する仕組みの構築をめざす。

具体的には、①支援者を集めて新しい商品を生み出す「クラウドファンディング(自社サイト)の開設②さまざまなブランドやデザイナー・メディアとのコラボレーションにより、商品やパッケージのデザイン制作やリブランドなどを行う「ブランディングサポートメニュー」の提供③地域の魅力的な商品を取りそろえた「地域版ECモール『エンニチ』」の開設――などを実施する。

地域版ECモール「エンニチ」は、地域の魅力的な商品・サービスを取りそろえた地域版モールを開設し、売り場を提供する。

ふくおかフィナンシャルグループが提供する地域版ECモール「エンニチ」
地域版ECモール「エンニチ」について

iBank社では設立当初から、地域の取引先の経営課題克服の一助として、主に商品・サービスの認知獲得に向けたプロモーション領域における支援を主軸に、デジタルマーケティングのサポート業務を展開。これまでに約200社の取引先の課題解決に貢献してきた。

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