石居 岳 2019/9/17 10:00

ジャパネットホールディングスは9月10日、グループ会社であるジャパネットメディアクリエーションが申請していた総務省の「BS放送等に係る衛星機関放送の業務認定申請受付」に対し、認定することが適当と認められたことを発表した。

チャンネル名は「BS Japanet Next(仮称)」で、2021年の開局、放送開始をめざす。

「BS Japanet Next」は、世の中に埋もれた素晴らしいモノ・コト・サービス・考え方・エンターテインメントを選び抜いて紹介。世の中のあらゆる素晴らしいモノを“つなぎ”、生活の変化を通して、“ワクワク”を広げていくチャンネルになることを予定している。

見て楽しいコンテンツに加え、オリジナルスマホアプリを連動させることで、番組の中で見つけたモノ、興味を持ったモノなどを手軽に購入でき、見るだけではない“つながる”テレビの制作・編成をめざす。

通販事業とスポーツ・地域創生事業の相乗効果で、「買って楽しむ」をよりリアルに体験できる環境を生み出すことで、社会課題の解決を目指していく考えだ。

ジャパネットホールディングス傘下でメディアバイイングなどを手がけるジャパネットメディアクリエーションは、総務省が公募しているBS放送の新規参入業者の申請受付に申し込んだ
将来に向けた取り組み

ジャパネットホールディングスの髙田旭人社長は「これから具体的に番組企画を進める中で、たくさんの方に『今を生きる楽しさ』を感じていただける番組を作ってまいりますので、2021年の開局を楽しみにしていただければ」とコメントしている。

BS放送の参入を申請したのは今回、ジャパネットメディアクリエーションを含めて9社。そのうちジャパネットのほか、吉本興業の子会社と松竹ブロードキャスティングの子会社の3社が認定された。

テレビ通販企業にとってテレビショッピングの放送枠を広げることは、売り上げ拡大に直結する。BSでは民放キー局の通販事業が系列局で自社のテレビショッピングを展開するほか、ジュピターショップチャンネル、オークローンマーケティングといったテレビ通販企業、化粧品・健康食品企業など多種多様な企業が枠を買い取り、テレビショッピングを実施している。

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