海外に注目するEC事業者必見! アジアの最新EC情報が学べる「IRCE ASIA」が11月に開催
世界最大規模のEC専門カンファレンス&展示会「IRCE(Internet Retailer Conference&Exhibition)」が2014年11月19日~21日、アジアで初めて開催される。「Rakuten TARAD.com」(楽天タイランド)の責任者、「eBay」のアジア地域責任者などが登壇。アジア地域で活躍するEC関連企業が講演するなど、アジアのECを幅広く学ぶためのイベントとして開かれる。
「IRCE」は毎年6月、米国シカゴで開催されるEC業界最大規模のイベント。海外の開催は初めてで、成長著しいアジアが選ばれた。
「IRCE」の責任者、クレイグ・ドゥーリー氏がこのほど来日し、同イベントについて会見を実施。「IRCEでは(ECを支援する)業者ではなく、(ECを手掛ける)会社の代表者などが講演する。どうやって課題に取り組んだのか、それを解決したのかということが共有できる」と説明した。
参加費用は有料で、10万円以上が必要。こうしたことも踏まえ、参加するメリットを「(アジアでECを手掛ける企業の責任者含め)いろんな人と知り合いになることができる。水曜日はディナーパーティーがあり、木曜日の夜は、映画の上映会も行うので、楽しんでもらえる」と話した。
海外のベンダーによる展示ブースも用意。IRCE ASIAにはベンダー系企業20社がスポンサードしており、その多くが展示ブースを用意し自社製品などを披露する。
IRCE ASIAでセッションは主に4つのテーマで構成する。
- 市場参入のための戦略:
Tモールの成功を例に、新規市場参入についてのアイディアや着目ポイントを、地域別に解説 - アジア市場について:
戦略と構築ツール、プロモーションや市場ビジネス、オフライン/オンラインの統合など、効果的な最新の技術やチャネルを紹介 - 人員、フルフィルメント、配送:
役員レベルで問題提起の多い、商品開発、デザイン、人員、フルフィルメントについて、 「クラウド技術」「工場直送型」を交えて解説 - マネージメント:
マルチチャンネル、チーム育成、組織構造について、役員・経営者の為のEコマース事業の成功法を紹介
主な講演者は以下の通り。
- 中国アマゾン ジェームズ・フォン氏(Amazon China, Director, Seller Services)
- Hangzhou UCO Cosmetics Ltd. アーサー・チャン会長
- eBay Jay LeeA常務取締役
- Rakuten TARAD.com(楽天タイランド) Pawoot Pongvitayapanu氏 など
IRCEの日本事務局は、EC支援の、いつも.が運営。いつも.経由でIRCE ASIAに申し込む場合、早期割引などが用意されている。
また、インプレスではIRCE日本事務局公認ツアーとして、「IRCE ASIA 2014」の申し込みを受け付けている。
IRCE ASIA 2014の詳細は以下の通り。
- 日時:2014年11月19日~21日
- 場所:香港コンベンション&エキシビジョンセンター
- IRCE参加費用:1995ドル(10月7日までの受付で20%オフ)など
- IRCE ASIA 2014の詳細: IRCE日本事務局
- 公認ツアーについて:IRCE日本事務局 公認ツアー(ネットショップ担当者フォーラム主催)