渡部 和章 2019/11/6 10:00

「JOURNAL STANDARD」や「IENA」といったアパレルブランドを展開するベイクルーズはこのほど、実店舗の販売スタッフが投稿したコーディネート画像経由でECサイトの商品ページにユーザーを集客するツール「STAFF START」を導入した。オンラインコンテンツを通じてECサイトの集客と販売を促進する。

また、これまでファッション情報などを発信してきた「ベイクルーズブログ」を10月29日に公式オンラインショップ「ベイクルーズストア」へ移転。今後は「ベイクルーズストア」のブログページで新着商品やイベント情報、ショップ情報、コーディネートなどを発信していく。

ベイクルーズはこのほど、実店舗の販売スタッフが投稿したコーディネート画像経由でECサイトの商品ページにユーザーを集客するツール「STAFF START」を導入
コーディネート紹介ページ

「STAFF START」は販売員の評価にも活用可能

「STAFF START」はコーディネート画像に商品情報をひも付け、ECサイトの商品ページにユーザーを誘導するクラウド型のアプリケーション。

販売スタッフが投稿したコーディネート画像を経由してECサイトの商品が売れた場合、販売実績は投稿者ごとに集計される。そのため、「STAFF START」経由の売り上げを販売スタッフの評価に反映することも可能だ。「STAFF START」を導入しているアパレルブランドの中には、販売額の数パーセント相当の金額を報奨金として販売員に支払っている企業もあるという。

「STAFF START」を提供しているのはバニッシュスタンダード。2016年9月にサービスの提供を開始した。導入実績は約700ブランド。2018年9月~2019年8月における「STAFF START」経由の年間販売金額は合計288億円だった。

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