メーカーやブランドのEC参入・事業拡大を支援、いつも.が「日本流D2C・ネット直販」サービスをスタート
ECマーケティング支援の、いつも.は3月23日、メーカーのEC参入、ECによる事業拡大を支援する「日本流D2C・ネット直販」サービスを開始したと発表した。
いつも.は10年前からメーカー向けD2C(ネット直販)サポートを展開しているが新たにD2C支援体制を強化する。サイト運営、プロモーション代行、受注・出荷・物流委託までを一気通貫で支援。公式ブランドECサイト、楽天市場、Amazon、PayPayモールを中心に対応する。
「日本流D2C・ネット直販」サービスの特徴は、「消費者レビューの自然発生・蓄積」に着目している点。いつも.によると、「高評価な消費者レビューのついたブランドを選ぶ消費者は多く、D2C(ネット直販)を成功させるためには、消費者レビューを自然発生・蓄積するマーケティングが重要」と言う。
消費者レビューを自然発生・蓄積するために、いつも.はメーカーのブランド管理部門、商品開発部門、広告宣伝部門と連携しながら、販売戦略・プロモーション・サイト更新・顧客対応・受注・商品保管・出荷まで一体的に運営できる体制を構築・提供する。
「日本流D2C・ネット直販」サービスのリリースを踏まえ、いつも.は運営代行・受託販売を行う公式店5店舗と、その他の「ブランド公式店舗」37店舗をサンプル的に抽出し、消費者レビュー保有数・レビュー得点を比較した調査(2016年3月~2019年12月に楽天市場に出店した店舗から、2020年3月15日に調査)を実施。
それによると、消費者レビュー点数は他社よりも2.2倍高いといった実績をあげているという。
オフライン・実店舗で買い物する前に、レビューをチェックして購入判断する消費者の割合が増加。いつも.は、「日本流D2C・ネット直販」サービスを通じてメーカー・ブランドのオン・オフラインでの価値を高めることにも貢献していくとしている。