新型コロナの影響で実店舗は38.8%減、ECは23.8%増――ユナイテッドアローズの3月度
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う営業時間の短縮や、都内の店舗を中心に最終週の週末の営業を自粛したことなどにより、実店舗の月次売上高は同38.8%減と大幅に落ち込んだ。
アパレル事業を手がけるユナイテッドアローズ(UA)の2020年3月の月次売上高は、前年同月比25.3%の減収だった。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う営業時間の短縮や、都内の店舗を中心に最終週の週末の営業を自粛したことなどにより、実店舗の月次売上高は同38.8%減と大幅に落ち込んだ。実店舗の3月の買上客数は同36.0%減、客単価は同4.3%減。
3月のネット通販売上高は同23.8%増と伸長したが、実店舗のマイナスを吸収できなかった。ネット通販の3月度における買上客数は同48.0%増と大幅に伸びている。一方で客単価は同10.3%減と前年を約1割下回った。
2020年3月期における通期のネット通販売上高は、速報値で前期比10.9%増。自社ECサイトを2019年9月12日から約2か月間停止したが、増収となりそう。買上客数は同12.8%増、客単価は同3.1%減となっている。
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