石居 岳 2020/5/29 10:00

Sprootは5月27日、アイドルグループ「HKT48」「NGT48」の各グルーブの発展をめざしし、LINE、セプテーニ・ホールディングス、ピアラと第三者割当増資契約を締結したと発表した。

今後の経営体制の拡充、各グループのデジタル化推進を支援するパートナーとして、LINEの舛田淳取締役が社外取締役に就任する。

Sprootは、アイドルグループ「AKB48」を運営するVernalossom(ヴァーナ社)から分離・独立した、Mercury(「HKT48」を運営)、Flora(「NGT48」を運営)の両社を支援、統括する持株会社。Mercury、FloraはSprootの100%子会社。

インターネットの普及によって、オンライン・オフラインそれぞれにおけるコンテンツや体験の価値観が大きく変化。Sprootは第三者割当増資を通じ、「『HKT48』と『NGT48』をより多くの人々に応援してもらい、エンタメ産業の新たな形を創造できるよう、パートナー企業とともに支援する」としている。

第三者割当増資契約を締結したピアラによると、包括的なEC事業の支援を開始するという。Sprootはネット事業やインフルエンサー事業を行うベンチャー企業への転換をめざすとしている。

「HKT48」「NGT48」のネットや動画広告での収益化、D2C事業などをSprootはピアラと共同で始める。ピアラは独自の悩み別データを生かした商品企画プロデュースサービス「BEATMAKER(ビートメーカー)」を活用。マーケティングデータからトレンドを分析して、D2C事業の立ち上げやオリジナル商品企画をサポートする。「HKT48」「NGT48」のネットワークを通じて商品販売も行っていく。

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