ドラッグストアのサンドラッグが通販強化へ物流拠点を拡大
横浜市や福岡市、昭島市の物流拠点が稼働開始したことに加え、今期(2021年3月期)は北海道などで拠点開設を計画している
ドラッグストアチェーンを展開するサンドラッグは、通販事業を強化するため物流拠点を拡充する。
横浜市や福岡市、昭島市の物流拠点が稼働したことに加え、今期(2021年3月期)は北海道などで拠点開設を計画している。
前期(2020年3月期)は通販の品ぞろえの拡充、店舗受け取りサービスの強化、第1類医薬品の販売サイトの拡大になどに取り組んだ。2020年3月期における通販事業の増収率は前期比52.4%増。通販事業の売上高は公表していないが、連結売上高に占める通販事業の比率は約1.5%だという。
ECサイトは本店(自社ECサイト)、楽天市場店、PayPayモール店、Amazon店、Tmall国際店などを運営している。2020年1月に発表された「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー2019」では総合賞10位を受賞した。
2020年3月期連結決算は前期比5.1%増収
サンドラッグの2020年3月期の連結売上高は前期比5.1%増の6177億6900万円、営業利益は同3.9%増の366億400万円、経常利益は同3.8%増の371億5900万円、当期純利益は同1.0%減の236億9200万円だった。
ドラッグストアとディスカウントストアを合計1168店舗(2020年3月期末時点)を展開している。ドラッグストア事業は「サンドラッグ」「星光堂薬局」「サンドラッグプラス」「サンドラッグファーマシーズ」などで合計876店舗、ディスカウントストア事業は「ダイレックス」が292店舗。
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