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中国でスタートしたネット通販の買い物の祭典「独身の日」(W11、ダブルイレブン)キャンペーン。2019年について、ECプラットフォーム最大手の阿里巴巴集団(アリババグループ)と、「JD.com」運営の直販EC最大手「JD.com」を運営する京東集団の2社合計の取扱高(GMV)は4728億元(日本円で7兆3756億円、1元15.6円換算)で、伸び率は前年実績比26.7%増。2020年の「独身の日」はコロナ禍でEC利用が爆発的に増えると予想されている。

2019年のアリババでは、2018年実績を上回るスピードで取扱高が拡大。スタートから1時間3分59秒で1000億人民元に達し、11時間で1766億1000万人民元(252億5000万ドル)を超えた。2000億人民元を超えたのはスタートから14時間21分後。そして、スタートから16時間31分12秒後、2018年に記録した取扱高2135億円を突破した。

一方、中国直販EC最大手「京東集団」の取扱高も過去最高となる2044億元(日本円で3兆1886億円、1元15.6円換算)となった。伸び率は前年実績比28.0%増。

ネット通販の買い物の祭典「独身の日」(W11、ダブルイレブン)が行われた中国で、ECプラットフォーム最大手の阿里巴巴集団(アリババグループ)と、「JD.com」運営の直販EC最大手「JD.com」を運営する京東集団の取扱高(GMV)は、2社合計で4728億元(日本円で7兆3756億円、1元15.6円換算)
アリババグループと「JD.com」を運営する京東集団の「独身の日」における取扱高推移(画像は公開資料、提供情報を元に編集部が作成)

2020年の「独身の日」キャンペーンは、アリババ、京東集団ともに運用方法を一部変更している。

11月11日を「独身の日」キャンペーンとしていたアリババグループでは、2019年は10月21日から予約販売をスタートし、セール期間中のプロモーションやキャンペーンを展開。11月11日当日に予約販売分などを決済していた。そのため、瞬間的に取扱高が急増する傾向にあり、物流・配送に対する負荷も大きかった。

その運用を変更し、決済を2回にわけた。11月1日から3日までの3日間を第1弾キャンペーンとして展開。その期間の受注は3日までに決済し、配送する。第2弾は11月11日。2020年は取扱高が大きく伸びると予想されるため、決済を2段階にわけることで物流・配送の負担を軽減する。

京東集団は2019年、11月1日から11日までの11日間を「独身の日」キャンペーン対象としていたが、2020年は10月21日からキャンペーンをスタート。11月11日までの22日間をキャンペーン対象期間とした。

アリババによると、11月1日の販売開始40分でコスメカテゴリーのGMVが100億元(1元=15.5円、約1550億円)を突破。「Tmall」(天猫)で最初に10億元(約155億円)を売り上げた公式旗艦店はエスティローダーだったという。

資生堂のGMVは販売開始後まもなく2019年ダブルイレブンの販売実績を上回ったとしている。

中国アリババの「独身の日」(ダブルイレブン)で多くの荷物が動く物流センター(アリババ提供)
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瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販・ECに関する業界新聞の編集記者、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、現在に至る。EC業界に関わること約13年。日々勉強中。

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