「Shopify」と「YouTube」が連携、「YouTube ショッピング」で動画コマースを簡単に実現
「YouTubeショッピング」の活用には、チャンネル登録者1000人以上など、Googleが定めた資格要件を満たす必要がある
ECプラットフォーム「Shopify」の日本法人Shopify Japanは7月20日、YouTubeとパートナーシップを締結し、「Shopify」導入企業が「YouTube」上でショッピング環境を簡単に提供できる環境を整えた。
「Shopify」導入企業は、アプリストアでGoogle連動アプリ「Googleチャネル」を導入することで、「YouTube」上でさまざまなショッピング体験を提供する「YouTube ショッピング」を利用できるようになる。
「YouTubeショッピング」の活用には、チャンネル登録者1000人以上など、Googleが定めた資格要件を満たす必要がある。
「Shopify」導入企業は今回、以下の3機能を利用できるようになる。
- ライブストリーミング → ライブストリーミング中の重要ポイントに商品をタグ付けできる機能。ピクチャー・イン・ピクチャーで再生できるため、顧客は商品のチェックアウト中でもコンテンツを視聴可能
- 動画の真下に商品欄を配置 → オンデマンドビデオの下に商品欄を配置し、厳選商品のリストを表示することが可能
- ストアタブ → マーチャントのYouTubeチャンネルに新しいタブを追加し、全商品を表示できる
「Shopify」を使い「YouTubeショッピング」を展開することで、月間20億人以上のユーザーを持つ「YouTube」と簡単に統合できるとしている。なお、タグや画像をクリックすると、「Shopify」で構築したECサイトに移動する仕組みを採用している。
米国の一部企業限定で、「YouTube」上で見つけた商品をその場で直接購入できる機能を提供しているが、日本ではまだ未展開。将来的には、「YouTube」内で決済まで完結する機能を提供したいという。
なお、商品名、画像、価格、在庫、配送などのストアデータは、「YouTube」上に自動同期。たとえば、商品が売りきれた場合は「YouTube」から自動的に削除されるという。
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