SaaS型ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」を提供するフューチャーショップは4月から、EC事業者向けの新たなCRM・メールマーケティング基盤「future Scenario Cast」の提供を開始する。「futureshop」「futureshop omni-channel」利用企業を対象に、メールマーケティングやCRM/MA活用を始めやすく・続けやすくすることを狙う。
「future Scenario Cast」は、イー・エージェンシーが提供するCRM/MAツール「DATA CAST for futureshop」を基盤としたOEMサービスで、「futureshop」の標準CRM・メールマガジン機能として統合・内蔵する。従来の標準メール機能では対応が難しかったHTMLメールエディタやステップ配信、行動起点のシナリオ配信などを、「futureshop」の管理画面からシームレスに利用できるようになる。
EC事業者を取り巻くマーケティング環境は年々高度化しており、「一斉配信のメルマガ」だけでは顧客との関係構築が難しくなっている。ブランド訴求力の高いメールの重要性が増しているほか、顧客の行動に応じて継続的にアプローチするステップ配信・シナリオ配信の必要性も高まっている。メールに加えてLINEや郵送DMなど複数チャネルを組み合わせたコミュニケーションが一般化し、LTV向上を目的とした顧客データ活用の重要性も増していることから、「手軽に始められて、継続しやすいCRM・メール運用基盤」を求める声がEC事業者の間で強まっているという。
こうした背景を踏まえフューチャーショップは、「DATA CAST for futureshop」で培ったノウハウをベースに、futureshopの標準機能として使えるCRM・メールマーケティング基盤「future Scenario Cast」を開発した。
「future Scenario Cast」は、「futureshop」の管理画面から利用できる標準機能として提供する予定で、初回リリース時点では次のような機能を中心に提供する。
- 専門知識不要のHTMLエディター
- セグメント配信
- 効果計測
- キャンペーン配信・ステップ配信など運用の自動化
- メール・LINE・郵送DMなどクロスチャネルでのアプローチ
将来的には、futureshopの会員情報や商品データとの連携をさらに強化し、「ECプラットフォームと一体となったCRM基盤」として発展させていく方針だ。「future Scenario Cast」は、配信通数に応じた料金体系を予定している(いずれも税抜)。
- 配信通数5000通まで:0円
- 配信通数1万通まで:5000円
- 配信通数3万通まで:1万円
- 配信通数10万通まで:2万円
2026年4月の「future Scenario Cast」提供開始に先立ち、「DATA CAST for futureshop」を対象とした先行導入キャンペーン「future Scenario Cast リリース記念キャンペーン」も実施する。CRM/MAは、顧客データの蓄積やシナリオ設計など、施策開始から効果創出までに一定の準備期間が必要な領域だ。「DATA CAST for futureshop」は「future Scenario Cast」の基盤となる機能を備えているため、キャンペーン期間中に運用を始めることで、初期準備を進めながら運用に慣れることができる。「future Scenario Cast」への移行時も、案内に沿って切り替えるだけでよく、施策を止めることなくスムーズに継続できるとしている。
キャンペーンでは、「DATA CAST for futureshop」の本体料金、連携オプション料金に加え、対象オプションを含む初期費用・月額費用が無料(総額12万5000円相当)となる。
2月には、「future Scenario Cast」を解説するウェビナーも実施する予定だ。