文具・オフィス家具メーカーのプラスの社内カンパニーで、文具やオフィス家具の卸販売を手がけるジョインテックスカンパニーが、学校向け通販サービスを拡充する。
学校向け通販「スマートスクール」利用校を対象に、保護者が授業用の個人教材(希望品)をオンラインで購入・決済できるECサイト「TsunaBi(つなビー)」を開設。1月30日から一部地域でテスト運用を開始し、6月から全国展開(離島を除く)を予定している。
画材セットや書道セット、裁縫セットなどの個人教材は「希望品」と呼ばれ、現在も現金による集金をしている学校は少なくない。保護者が子どもに現金を持たせ、教職員が集金し、販売店へ支払うという流れが一般的で、紛失リスクや教職員の業務負担が課題となっていた。
「TsunaBi」を利用すると、保護者はサイト上で注文・決済でき、子どもに現金を持たせる必要がなくなる。学校側も集金業務を省略でき、業務負担の軽減につながる。
利用フローは、学校が販売店の提案を受けて商品を採択し、保護者にQRコード付きの案内を配布。保護者はQRコードから商品一覧を確認し、購入商品を選択して決済する。決済方法は、クレジットカード、PayPay、銀行振り込みの3種類に対応している。購入品は学校にまとめて納入され、教職員が確認後、児童・生徒に配布される。
「TsunaBi」では、画材セット、書道セット、裁縫セット、リコーダー、鍵盤ハーモニカなどの希望品を中心に、各種学用品を取り扱う。
「TsunaBi」は、学校・幼保園向け通販「スマートスクール」を利用する全国約2万9000校の小中学校を対象に展開する。全国のスマートスクール代理店(販売店)と連携して提供し、学校の働き方改革への貢献も掲げる。
「スマートスクール」は1997年にスタートしたサービスで、学校用品、保育用品、文具・事務用品など、カタログ掲載の約2万7000アイテムを、FAXやインターネット注文の翌日に学校や保育現場へ届ける営業サポート付きデリバリーサービスとして展開している。小中学校では90%超の登録率を誇り、高校や幼稚園・保育所・こども園などを含め、約4万9000施設が登録しているという。教育現場の購買インフラとしての基盤を背景に、保護者向け購買領域へもサービスを拡大する。
ジョインテックスは、文具・オフィス家具や各種サービスの卸販売事業を展開。専任営業サポート付きデリバリーサービス「スマートオフィス」、文教市場向け「スマートスクール」を中心に、介護・福祉市場向け「スマート介護」、自治体向け調達支援の「スマートガバメント」、購買コスト削減や環境配慮型購買を支援する「JeSS」など、生産性向上に寄与する独自サービスを展開している。
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