イトーヨーカ堂は2027年2月期、低価格帯プライベートブランド「セブン・ザ・プライス」の商品ラインアップを拡充し、2026年2月期比約3割増の約400アイテム規模まで拡大することをめざす。物価高で高まっている消費者の節約ニーズに対応する。
「セブン・ザ・プライス」の特長
「セブン・ザ・プライス」は、セブン&アイ・ホールディングスグループのプライベートブランドとして2022年9月に販売を開始。現在、セブン&アイ・ホールディングスグループの店舗とECで展開している。
パッケージの効率化・共通化、物流や生産体制の集約・効率化、納豆にタレやからしを入れないといったシンプルな商品作りの追求――などのコスト圧縮の工夫により、低価格での販売を実現している。
「セブン・ザ・プライス」の前身はイトーヨーカ堂のプライベートブランド「ザ・プライス」。2021年7月に販売開始し、2022年9月に「セブン・ザ・プライス」にリニューアルした。
節約志向を受けて展開を強化
近年、物価高騰を背景に商品の値上げが続いており、消費者の価格に対する関心は高まっている。「セブン・ザ・プライス」の既存店売上は2025年2月期に前年同期比で約200%、2026年2月期に同約150%となった。2027年2月期は前期比120%の成長を計画している。
2027年2月期は、マヨネーズ、焼きのり、インスタントコーヒーなど、日常の食卓で使用頻度の高いカテゴリーを中心に15アイテムを順次販売する。販売する商品の一例は次の通り。
「セブン・ザ・プライス マヨネーズ1Kg」(税込624円)
ボトルキャップはメーカー既存品を使用して資材コストを削減。容量を増やして生産の効率化を図り、製造コストも削減している。期間を集中して生産することで効率化を図り、製造コストを低減。商品設計は酸味を控えたシンプルな配合にしており、無駄をなくしている。
「セブン・ザ・プライス 麻婆春雨甘口143g」(税込213円)
中身のパウチを銀無地パウチにし、パッケージ制作コストを削減。メーカー既存品と同じ原料を活用し、原料調達のコストを削減している。
“赤い”商品のセール企画
4月1日から3日までの3日間、「セブン・ザ・プライス」の一部商品を対象に、よりどり2点・よりどり3点で割引販売する企画を行う。
あわせて、「セブン・ザ・プライス」のテーマカラーとしている“赤”にちなんだ「レッドプライスデー」を開催し、食品を中心に特価価格の商品を取りそろえる。
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