BEENOSグループのBEENOS Solutionsはこのほど、EC事業者向けに提供している越境支援サービス「Buyee Connect(バイイーコネクト)」の、トレーディングカード専門ECサイトでの導入件数が、2025年末時点で前年比3.1倍に伸長したと発表した。
また、2026年1月~3月までの「Buyee Connect」におけるトレーディングカードの海外流通総額は、前四半期比で35.8%増加しているという。
トレーディングカードは、海外向け購入支援サービス「Buyee」で2024年と2025年に最も購入件数が多かった商品ジャンル。グローバルのトレーディングカード市場は、2025年に78億ドルだった。2030年までに118億ドルまで成長すると予測されている。国内市場も2024年に3000億円規模(前年比250億円増)に成長し、玩具市場全体の27.5%を占めている。
BEENOS Solutionsによると、前年と比較して、海外ユーザーによるトレーディングカードのコレクション熱が高まっている。主力はポケモンカードなどのIP系。特に希少性の高いカードや、初期に販売されたカードの購入件数が急増しているという。
越境ECで購入する海外の消費者にとって、カードが本物であるかどうかは重要な関心事のひとつだという。「Buyee」利用者を対象とした意識調査では、越境ECの利用時に気にすることとして「信頼性の高さ」が67.3%と最も高い割合を示した。信頼性の高いトレカ専門店での売買の重要性が高まっている。
BEENOS Solutions執行役員 岩本夏鈴氏は、「越境ECでは国内の販売傾向に近い部分もあれば異なる部分もあるが、このようなデータは実際に海外販売を開始してみないと自社内に集まらない。データを集めることで数字ベースの施策を検討することができるようになり、海外進出を本格検討する際の精度が向上する」と提唱している。
トレカ事業者の成長データの概要
- 調査主体:Buyee Connect
- 調査期間:2024年12月末と2025年12月末時点を比較
- 対象:「Buyee Connect」に連携しているトレカ事業者(一次流通、二次流通を含む)
- この記事のキーワード

