オンワードHDの2026年2月期EC売上は580億円、EC構成比は28.3%。リアル店舗+EC連携のOMO施策が貢献

オンワードホールディングスのEC化率は前期比0.7ポイント減の28.3%。EC売上高における自社ECの売上比率は同3.0ポイント減の78.6%だった。

鳥栖 剛[執筆]

8:30

オンワードホールディングスの2026年2月期におけるEC事業の売上高は前期比12.4%増の580億4600万円だった。EC化率は同0.7ポイント減の28.3%。

EC売上高の内訳は、自社ECが同8.2%増の456億500万円、他社ECモール売上が同30.7%増の124億4100万円。EC売上高における自社ECの売上比率は同3.0ポイント減の78.6%。ブランド複合型ショップ「オンワード・クローゼットセレクト」、OMOサービス「クリック&トライ」が好調だった。

オンワードHDの2026年2月期EC売上は580億円、EC構成比は28.3%。リアル店舗+EC連携のOMO施策が貢献
オンワードHDの販路別売上高(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

公式ECサイト「ONWARD CROSSET(オンワードクローゼット)」の商品を、実店舗で取り寄せて試着するOMOサービス「クリック&トライ」の導入店舗数は、2025年2月期末から29店増の442店舗。導入率は同6.1ポイント増加の70.4%となった。予約点数は同4.5%増の29万4956点と好調に推移した。また「クリック&トライ」導入店舗の売上高は未導入店舗と比べ前期比で10%上回った。

オンワードHDの2026年2月期EC売上は580億円、EC構成比は28.3%。リアル店舗+EC連携のOMO施策が貢献
OMO施策の導入が進んだ(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

2026年2月期連結売上高は前期比13.6%増の2368億400万円。中核事業会社のオンワード樫山やオンワードパーソナルスタイルにおいて、冬物衣料の販売が好調に推移した。ブランド別では、オンワード樫山がEC専業からスタートしたブランド「アンフィーロ」が大きく伸びたほか、「カシヤマ」、「チャコット・コスメティクス」、「WEGO」などの戦略強化ブランドが好調だったことに加え、「23区」 などの基幹ブランドも堅調に推移したという。

※記事初出時、「クリック&トライ」の説明文および連結売上高の年に誤りがあり、4/13 10時30分に訂正をしました。修正してお詫び申し上げます。

この記事をシェアしてほしいタヌ!

あなたのまわりの「スゴい人」を表彰します! 第4回 ネットショップ担当者アワード 募集中

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る

企画広告も役立つ情報バッチリ! Sponsored

サステナブルな付加価値を「利益」につなげる新時代の成長戦略。Amazon提供の「Climate Pledge Friendly」プログラムの全貌+事業者のメリットを詳しく解説 2月24日 7:00 EC売上250億円規模のアルペンが語るOMOの裏側 ―ECシステム刷新、メディアコマース転換、評価制度 2月4日 8:00 AI時代を勝ち抜くEC戦略。レガシーシステムから脱却し、「Shopify」で実現するPDCA高速化とイノベーション 2025年12月23日 7:00 「声のする方に、進化する。」会社全体最適を目標とするワークマンの「補完型EC」 が実践する「レビューマーケティング3.0」とは? 2025年12月17日 7:00 「所有から利用へ」の潮流をAIで勝ち抜く。事例で学ぶレンタル・リユースビジネスの成功法則とEC構築術 2025年12月16日 7:00 「サムソナイト」「グレゴリー」のEC改善事例。CVR改善+購入完了率が最大45%増の成果をあげたアプローチとは 2025年11月12日 7:00 スマホゲーム「モンスト」ファンがお得にアイテムを購入できる「モンストWebショップ」はなぜ「Amazon Pay」を選んだのか。導入効果+UI/UX向上に向けた取り組みを聞いた 2025年10月30日 7:00 アンドエスティが「3Dセキュア2.0」の超効率的運用に成功したワケ。オーソリ承認率大幅改善、売上アップにつながった不正対策アプローチとは? 2025年10月28日 7:00 EC業界で市場価値を最大化する――「全体を見渡せる人材」になるためのキャリア設計 2025年10月27日 7:00 転売ヤーが引き起こすEC市場の混乱に立ち向かう! Shopifyパートナー・フラッグシップが提案する最新対策 2025年9月29日 8:00