オンワードホールディングスは4月9日、中期経営計画「-ONWARD VISION 2030-」の事業領域別計画(進捗および目標)を公表した。2031年2月期に連結売上高3000億円規模の達成をめざしている。
EC領域はオンワード樫山およびEC対象事業会社8社を対象に、EC化率30%、そのうち自社EC比率80%を目標に掲げている。あわせて、会員数2000万人規模の顧客基盤構築もめざす。
ファッション領域では、「23区」「J.PRESS」「カシヤマ」「アンフィーロ」「WEGO」を戦略強化ブランドに設定。経営資源を集中し、各ブランドの生産性と収益性の向上を進める。
ファッション領域の売上高は、2026年2月期の1740億円から、2031年2月期には2000億円まで拡大させる計画。戦略強化ブランドに限ると、売上高は2026年2月期の1016億円から2031年2月期には1600億円まで伸ばす方針だ。
ブランド別の取り組みとして、「23区」は百貨店と直営ECを軸に、若年層や訪日外国人を含む顧客層を拡大。「J.PRESS」は自社ECを中心に、百貨店や専門店と連動した顧客基盤の拡大を加速する。「カシヤマ」は直営店、百貨店、ECを組み合わせた全方位の出店戦略を推進すると同時に、デジタル技術を活用した生産基盤の効率化を国内外で進める。「アンフィーロ」はブランド認知向上と顧客基盤拡大に向け、単独店舗の出店を強化。「WEGO」はアジア市場への展開と自社EC強化を軸に、新規顧客の獲得を進める。
コスメ、ギフト、IP・ペット事業などで構成するウェルネス領域も強化する。売上高は2026年2月期の455億円から、2031年2月期には700億円まで拡大する計画。ギフト分野では、主力のカタログギフトに加え、カジュアルギフトやリアル店舗・ECを活用した直販事業の強化を進める。
顧客基盤については、2031年2月期に会員数2000万人の達成を目標とする。あわせて、20代〜30代の売上構成比の拡大も見込んでいる。
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