機構部品メーカー栃木屋がECサイトを刷新。基盤にBtoB-EC向けソリューション「ecbeing BtoB」を採用
機構部品メーカー栃木屋は、公式ECサイト「栃木屋オンラインショップ」をリニューアルした。
UI・UX、検索エンジン最適化対策の抜本的強化を模索していた栃木屋は、ecbeingが提供しているBtoB-EC向けソリューション「ecbeing BtoB」をECシステムの基盤に採用し、ECサイトを刷新した。
リニューアルポイントは次の通り。
カテゴリごとの絞り込み検索機能の実装
商品点数と検索スピードの状況を把握し、カスタマイズにて検索機能の作り込みを実施。検索エンジンを新たに実装した場合に発生する構築コストと月額コストを抑えた検索機能の実装を実現したという。
カテゴリページに移動した際にそのカテゴリに適した絞り込み項目を表示するように構築した。たとえば、取手は「タイプ」「材質」「取手ピッチ」「高さ」「ねじ径」「垂直許容荷重」「型式」「色調」「SEMI規格」「適応機種」「難燃性」「機能」から商品を絞り込むことが可能。カテゴリによって数百点ある商品から、目的に合った商品をスムーズに見つけ出すことができるという。
また、既存ユーザーの方が以前購入した品名や型番などのキーワードからも検索できる機能も実装している。
カート機能のほか、データダウンロードや型番比較ができる商品詳細ページ
商品の「RoHS指令(10物質)の不使用証明書」の提出を求められることがあるという。こういった顧客ニーズに対応するため、商品一覧、商品詳細ページにおいてアイコン表示で対象商品であることがわかるようにした。当該商品の購入者は24時間、証明書のPDFダウンロードをダウンロードできるようにした。
また、図面やイメージ作成のために必要なCADデータも各商品詳細からダウンロードできる。
別の品番の商品と比較したい場合、商品詳細ページ下部の比較表で、長さや重さ、材質、金額などのスペックを一覧で比較することが可能。商品比較をするために複数の商品詳細ページを行き来する必要がなくなる。
「ecbeing BtoB」について
BtoB-ECに特化した標準機能に加えて、顧客ごとに生じるさまざまなニーズに合わせたカスタマイズを提供。これまで、得意先画面、管理者画面、サプライヤー画面、営業支援システムなど、時代変化と顧客の要望に合わせた機能を順次拡張している。
国産の基幹システムとのシームレスな連携や、取引先の高齢者利用を見越した「代理購入サービス」を実装するなど、誰でも使いやすい機能の開発に力を入れている。