日本郵便が包装資材10品目を値上げへ。佐川急便、ヤマト運輸はすでに価格改定を実施
大手配送キャリアにも包装資材値上げの波が押し寄せている
大手配送キャリアが包装資材の値上げに踏み切っている。理由は原材料費やエネルギーコストなどの高騰。業務効率化やコスト削減などを進めているが、企業努力で原価高騰分を吸収できない状況にあるようだ。
日本郵便は2024年2月1日、ゆうパック包装資材10品目の料金を改定する。値上げ幅は50円~250円。たとえば、スキー板用カバーは現状の250円から500円に引き上げる。
佐川急便は4月1日、包装資材などマテリアル販売商品の価格を値上げした。ビジネスエクスプレスバッグ1枚あたり2円など、43品目にわたって価格を引き上げた。
ヤマト運輸が包装資材の値上げを実施したのは2022年11月1日。たとえば、クロネコ茶袋(小)は従来30円だったが、価格改定後は40円となった。
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