EC事業者の増収理由は「オムニチャネル促進」「通販基幹システムの導入」。レビュー活用の上位は「商品・サイト改善」「マーケティング戦略の見直し」
レビューマーケティングプラットフォーム「ReviCo」の開発・販売を手がけるReviCo(レビコ)が実施した「EC事業におけるユーザーレビュー活用に関する実態調査」(対象はECの経営者・事業責任者107人)によると、EC事業が増収している理由として「アプリ導入や店舗受け取り等、オムニチャネルを促進したから」(56.3%)、「通販基幹システムを導入したから」(48.3%)、「ユーザーレビューの活用で効果的な施策が実施できたから」「ECサイトのリニューアルで利便性が向上したから」(47.1%)があがった。
なお、増収している回答者の割合は81.3%、「していない」は16.8%、「EC事業に携わっていない/わからない/答えられない」が1.9%。
増収理由に「ユーザーレビューの活用で効果的な施策が実施できたから」をあげた回答者に、「EC事業での具体的なユーザーレビューの活用方法(複数回答)」を聞いたところ、「商品・サイト改善」が85.4%、「マーケティング戦略の見直し」が78.0%、「キャッチコピーや商品説明の参考」が75.6%だった。
EC事業で「増収しいている」「増収していない」と回答した責任者・担当者に「今後、ユーザーレビューを有効活用していきたいと思うか」を聞いたところ、「非常にそう思う」が42.9%、「ややそう思う」が49.5%、「あまりそう思わない」は5.7%だった。
ユーザーレビューを活用していきたいと回答した責任者・担当者に「行いたいユーザーレビューの活用方法(複数回答)」を質問したところ、「商品・サイト改善」が66.0%、「マーケティング戦略の見直し」が55.7%、「商品ページ等に掲載し購買の後押し」が52.6%。
「ユーザーレビューを活用していきたい理由(複数回答)」では、「客観的に商品の価値を評価してもらえるから」が62.9%、「市場のニーズを把握できるから」が61.9%、「商品やサービス、サイト、CS改善に活用できるから」が47.4%だった。
調査概要
- 調査名称:EC事業におけるユーザーレビュー活用に関する実態調査
- 調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー」の企画によるインターネット調査
- 調査期間:2023年9月26~29日
- 有効回答:ユーザーレビューツール・機能を活用しているECの経営者・事業責任者107人