ユナイテッドアローズの「CITEN(シテン)」 、海外初の常設店舗を台湾・台北にオープン
ユナイテッドアローズは3月14日、アパレルブランド「CITEN(シテン)」において海外初となる常設店舗を台湾・台北にオープンした。

「CITEN」はユナイテッドアローズが2021年秋冬シーズンにローンチしたアパレルブランド。台湾の常設店舗「CITEN ユナイテッドアローズ 台北誠品生活南西店」は、現地のライフスタイル複合施設「誠品生活南西」内にオープンした。「誠品生活南西」は、若年層やファッション高感度層が集まる台北・中山エリアにあるライフスタイル複合型の商業施設。台湾内外から多くの観光客が訪れているという。
「CITEN」は2023年3月、海外との初接点として「誠品生活南西」で期間限定のポップアップショップを展開。その後、台湾内の高雄市や新竹市にもポップアップショップを拡大してきた。
常設店舗では、日本国内で高い認知と人気を得たウェア、ロゴアイテム、バッグを軸に商品を展開。さらなるブランド認知向上、台湾をはじめとする海外のユーザーとの接点拡大を図る。

ユナイテッドアローズは2013年10月、海外初の直営店舗として台湾・台北に「ユナイテッドアローズ 台北大安店」を開設。現在は台湾で、フランチャイズ、ポップアップ店舗を含む全16店舗、現地向けのECサイトを展開している。
3月17日には台湾・台北に「ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング 台北南港ららぽーと店」「コーエン 台北南港ららぽーと店」も開店した。
ユナイテッドアローズは、2026年3月期を最終年度とした中期経営計画の主要戦略の1つとしてグローバル拡大を掲げている。2024年にはバンコク、タイ、シンガポールにも店舗を開設。2025年1月には中国大陸初の直営店「ユナイテッドアローズ 上海静安嘉里中心店」を上海でオープンし、海外事業を拡大している。
また、2033年3月期を最終年度とした長期ビジョンの最終目標では、台湾、中国を含む海外事業全体で売上高100億円をめざしている。

ユナイテッドアローズの2024年3月期におけるEC売上高は前期比5.4%増の320億900万円。EC化率は25.3%だった。
店舗概要
- 店名:CITEN ユナイテッドアローズ 台北誠品生活南西店
- 住所:10444台北市中山区南京西路14号 誠品生活3階
- 店舗面積:約23坪