アリババグループ傘下のアプリ「淘宝」がAppleのアワードで“革新的な体験”と評価されたポイントは?
淘宝日本によると同アワードの受賞は、2024年4月にリリースされたApple Vision Pro向け空間買い物アプリ「淘宝Vision」の革新的な体験が高く評価されたものであるという。中国発のインターネットプラットフォームとしては初の快挙ともしている。

Alibaba Internationalの日本法人である淘宝日本は、アリババグループ傘下のショッピングアプリ「淘宝(TAOBAO/タオバオ)」が2025年度の「Apple Design Awards」の「インタラクション」カテゴリーを受賞したと発表した。
淘宝日本によると、アワード受賞は仮想現実(VR)に対応したゴーグルタイプのMRデバイス「Apple Vision Pro」向けの空間買い物アプリ「淘宝Vision」の革新的な体験が高く評価されたとしている。中国発のインターネットプラットフォームとしては初の快挙という。
「淘宝Vision」は、「Apple Vision Pro」の空間コンピューティング技術を活用し、従来のECアプリでは体験できなかった没入感のあるショッピングを実現。美容商品のページでは成分の解説を自動表示したり、家電や自動車の内部空間を仮想的に体験できる。
便利で魅力的なショッピング体験を提供していると評価された
また、リビングにソファを実寸大で配置し、素材や色をその場で切り替えて確認することも可能。こうした機能により、ユーザーはまるで実物を手に取っているかのようなリアルな感覚で商品を選ぶことができる。
Appleではアワードのサイト上で同アプリについて「プラットフォームに合わせて完璧に調整された直感的なインターフェイスと簡単な操作を提供している」と評している。
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