スキンケア用品・化粧品の購入場所はドラッグストア61%、EC34%、スーパー14%。重視点は「肌との相性」57%、「使用感・使いごこち」が48%
マイボイスコムが実施した「化粧品」に関するインターネット調査によると、スキンケア用品・化粧品の購入場所は、「ドラッグストア」が最多で6割強、「インターネット通販」は約35%を占めた。
調査対象はマイボイスコムが運営するアンケートサイト「MyVoice」のアンケートモニター1万1684人で、調査期間は2025年8月1~7日。
購入場所は「ドラッグストア」が最多
スキンケア用品・化粧品使用者の購入場所は、「ドラッグストア」が最も多く61.9%、続いて「インターネット通販」が34.5%、「スーパー」が14.9%だった。
「インターネット通販」は女性で比率が高く、50~60代女性では各5割弱に上った。1か月あたりの購入金額が「4000円~1万円未満」の層では6割前後を占めた。
「ディスカウントストア」は女性10代・20代で、「コンビニエンスストア」は男性10代・20代で高い傾向だった。

女性の情報源はWeb、比較サイトが多い傾向
スキンケア用品・化粧品使用者の情報源は、「店頭のPOP」「テレビ番組・CM」「製品のパッケージ」が2割前後。過去の同調査と比べて「テレビ番組・CM」が微減傾向にあるという。
女性では「ブランド・メーカーのWebサイト・アプリ」「商品比較サイト」の比率が高かったという。女性10~30代では「SNS、YouTubeなど」「商品比較サイト」が上位2位となっている。
重視する主な点は「肌との相性」「使用感・使いごこち」「効能・効果」
スキンケア用品・化粧品使用者の重視点は、「肌との相性」が最多の57.2%、続いて「使用感・使いごこち」が48.8%、「効能・効果」が45.5%。「インターネットの口コミ・評判」は、女性若年層でやや高かったという。
6割弱が商品の安全性や環境配慮を重視
スキンケア用品・化粧品使用者のうち、選ぶ際に安全性や環境配慮で重視することがあるかを聞いたところ、「ある」が6割弱。女性の比率が高く、特に女性高年代層で顕著となっている。
重視すること(複数回答可)は、最多が「詰め替え・付け替え可能な容器」が23.0%、「合成香料・着色料が使われていない」が17.3%、「過剰包装がない、簡素なパッケージ」が15.1%だった。

6割弱が「普段スキンケアを行なっている」と回答
普段スキンケアを行っているかを聞いたところ、全体では6割弱、女性では9割強だった。男性は若年層で比率が高く、10~30代では5割前後、50~70代では3割前後。
行っているスキンケアは、「保湿ケア」が44.3%、「UVケア」が24.8%、「ハンドケア」「美白ケア」が各1割強だったという。
使っているものは「洗顔料」が最多
使用しているスキンケア用品・化粧品は、最多が「洗顔料」で55.4%、続いて「化粧水、ローション」が42.5%、「メイク落とし」が27.6%だった。女性では「洗顔料」「化粧水、ローション」「メイク落とし」、男性では「洗顔料」「シェービング用品」「化粧水、ローション」が上位となっている。

調査概要
- 調査対象:マイボイスコムが運営するアンケートサイト「MyVoice」のアンケートモニター1万1684人
- 調査方法:インターネット調査(ネットリサーチ)
- 調査時期:2025年8月1日~7日