ファミリーマートが独自ブランドの金融サービス事業を強化、スマホアプリ「ファミペイ」の基盤と店舗網を活用
ファミリーマートは自社スマホアプリ「ファミペイ」の2700万ダウンロードの規模の基盤と、全国1万6300の店舗網を活用しファミリーマート独自の金融サービスブランドを展開していく。

ファミリーマートは9月26日、顧客基盤と各種金融サービスのラインアップを軸に、独自の金融事業を強化すると発表した。
ファミリーマートは自社スマホアプリ「ファミペイ」の2700万ダウンロード規模の基盤、全国1万6300店の店舗網を活用、独自の金融サービスブランドを展開していく。
独自ブランドの金融サービスは「ファミマ・マネーライフ(仮称)」として展開する。金融事業の戦略的強化の一環。ファミリーマートの各種金融商品・サービスをファミリーマート独自の金融サービスブランドの下、さまざまなニーズに応えた多角的サービスの提供を検討する。正式なサービスブランド名と各種サービス名称は、今後関係者と協議し、決定するという。
クレジットカード「ファミマカード」の全面リニューアルも実施する。9月からポケットカードと展開するクレジットカード「ファミマカード」を刷新。ファミリーマート店舗での対象商品に対する5%割引サービス、多彩なポイント還元やキャンペーンを拡充していく。新規入会は10月1日から開始する。
ローン・翌月払い(BNPL)サービスの利便性向上も図る。金融関連子会社であるファミマデジタルワンを通じて、ローンおよび翌月払いを、決済アプリ「ファミペイ」で手軽に申し込めるようにする。
今後、預金や各種ローンなど金融商品を新たにラインアップに加えることを視野に、銀行代理業許可の取得も検討。これらの取り組みと新しく導入する多機能ATMを通じて、多様な金融ニーズに応えていく考え。
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