鳥栖 剛[執筆] 7:00

ニッセンは11月14日、ジーイエットが運営するカジュアル衣料店「マックハウス」3店舗において、プライベートブランド商品を販売するショップインショップの展開を開始した。

ニッセンとジーイエットは、30~50歳代の働く女性をターゲットにしたショップインショップの展開に向け、業務提携契約を締結。実店舗での体験価値とECの利便性を一体化したOMO戦略を重視しているマックハウスとニッセンの強みを生かし、レディースカテゴリーの成長につなげるとしていた。

新たな購買体験の提供を通じて、顧客ロイヤリティの向上や新規顧客層の開拓を見込む。

ジーイエットは、1990年にカジュアル衣料小売事業を開始し、全国にチェーン展開を行ってきた旧マックハウスが、2025年9月に社名変更して新たな成長ステージへ移行したアパレル企業。既存のアパレル小売事業にとどまらず、デジタル・AI・投資事業を融合させた新たな事業モデルへの転換を進めている。

親会社のジーエフホールディングスはアパレル、物流、小売、EC、デジタルの各分野を横断的に展開し、国内外に100拠点を超えるネットワークを有する総合事業体。サプライチェーン最適化、在庫マネジメント、ブランド再生支援などに関する長年の知見と実行力を持つ。

ショップインショップでは、S〜10Lまで幅広いサイズ展開に対応した32アイテムを用意。ヒット商品「ゆるフィットワイドパンツ」をはじめ、日常使いのベーシックアイテムから「大人のきれいめカジュアル」まで、多様なラインナップをそろえた。トルソーを使用したコーディネート提案や、肌に優しい素材を使ったインナーウェアも展開する。

ショップインショップで展開する商品の一例

展開店舗は次の3店舗。

  • イオン明石ショッピングセンター店(兵庫県明石市)
  • ミ・ナーラ店(奈良市)
  • ジョイフル本田千代田店(群馬県邑楽郡千代田町)
この記事が役に立ったらシェア!
これは広告です

ネットショップ担当者フォーラムを応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]

[ゴールドスポンサー]
[スポンサー]