中川 昌俊 2015/9/24 8:00

西友は9月29日から、ディー・エヌ・エーと協働で運営するネットスーパー「SEIYUドットコム」において、ネットスーパーで購入した商品を専用ロッカーで受け取れる「うけとロッカー」と、西友店舗のサービスカウンターなどで受け取れる「どーぞカウンター」の2サービスを開始する。働く女性などを中心にネットスーパーの利用者が増えていることから、受け取りやすい環境を提供することでさらなる利用者拡大につなげていく。

「うけとロッカー」は、専用のロッカーに発行されたパスワードを入力して、注文した商品を受け取ることができるサービス。注文時に受け取り時間を14時~18時か18時~22時を指定し、その時間に合わせて指定したロッカーに行くと商品を受け取ることができる。2015年3月から長野県松本市の元町店でテスト導入を行い、想定以上に利用されたことから、首都圏で本格展開することにした。

西友浦安店、西友本八幡店、西友武蔵新城店の店頭での設置を皮切りに、今後3年間で西友150店舗に設置する予定。西友店舗以外にも、駅や買い物に不便な立地にある工場やオフィスへの設置を進めていく考え。

元町店(長野県松本市)に設置の「うけとロッカー」

「どーぞカウンター」は、商品注文時に受け取り店舗と時間帯を設定し、店舗のサービスカウンターなどで本人確認後に商品を受け取ることができるサービス。西友成増店、西友行徳店を皮切りに2015年中に数店舗、今後3年間で150店舗での展開を予定している。

成増店(東京都板橋区)に設置の「どーぞカウンター」

いずれのサービスも利用料として1回あたり300円がかかるが、商品購入合計金額が3000円以上の場合、無料となる。対象品目は生鮮食品も含む1万5000品目。ユーザーが指定した時間に商品を受け取らなかった場合、返金はせず、再配送も行わない。

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