中川 昌俊 2016/2/25 10:00

楽天は2月24日、韓国のECモール「Gmarket」に旗艦店を開設したと発表した。「Gmarket」も楽天市場内に旗艦店を開設し、相互に商品を販売できる環境を整える。楽天は2015年12月に中国の「JD Worldwide」に旗艦店を開設(参照記事)。現地のマーケットプレイスと連携することで越境ECを推進する取り組みを強化している。

「Gmarket」内に開設した楽天市場旗艦店「楽天市場公式ストア」は、「楽天市場」の出店店舗が販売する商品の中から、楽天が厳選した化粧品、玩具、キッチン用品など約300点を販売する。「楽天市場公式ストア」で取り扱う商品は、Gmarketが運営するキュレーションサイト「G9」でも紹介していく予定。

一方、「楽天市場」内に開設したGmarket旗艦店「Gマーケット公式ショッピングサイト」は韓国コスメや韓国の人気ファッションアイテムなど約200点を販売する。「Gマーケット公式ショッピングサイト」では消費者が関税などを気にせずに購入できるよう、JAKO AGENTが同店の店舗運営業務を行う形式。

今後、楽天は商品を供給する企業に対する物流のサポートを行っていくほか、翻訳・カスタマーサポートなどでも支援を行っていくとしている。

Gmarketは韓国最大のオンライン・モバイルECサイトで、掲載商品数は4700万点。越境ECの取引も韓国最大で、「Global Shops」などのクロスボーダー取引プラットフォームを通じて韓国商品の輸出の窓口となっている。

「楽天市場公式ストア」
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