瀧川 正実 2014/6/17 12:12

消費者は6月13日、健康食品の表示に関して景品表示法に違反したとして同日までに5件の措置命令を出したことを公表し、行政処分の対象となった広告表現や健康食品に関する専門家の意見などを記載した資料をまとめた。今後消費者団体や関係団体に周知するとしている。

資料の名称は「消費者の皆さまへ(健康食品の表示について)」。健康食品などのネット通販を手掛けるステラ漢方に対して6月13日、景品表示法に基づいたに措置命令を出した件などを含め、問題となっている行政処分5事例の広告表現を記載した。

「食べたカロリー・溜まったカロリー なかったことに・・・」「もうリバウンドしない『理想の姿』になりたい!!」など、消費者庁は著しい痩身効果が表示されていると指摘している。

2013年12月に消費者庁が公表した「いわゆる健康食品に関する景品表示法及び健康増進法上の留意事項について」では、問題となる表示例として、「表示の裏付けとなる合理的な根拠なく、次のような表示を行うと、景品表示法、健康増進法上、問題になります」といったことを挙げている。

「消費者の皆さまへ(健康食品の表示について)」では、健康食品に関する専門家の意見も記載し、健康食品の通販・ECなどを手掛ける事業者に注意を呼び掛けている。

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