ブラックフライデー商戦で買い物をしたのは9%、3人に2人は「内容を理解してない」
ブラックフライデーは日本に定着するか? との問いに対して、「定着する」は52%、「定着しない」は48%
日本でもブラックフライデー(米国では年末商戦の幕開けを告げるイベントとされ、11月第4木曜日の翌日から翌週の月曜日にかけて各小売店が大幅割引セールを行う感謝祭)にちなんだセールが行われるようになったものの、該当セールで買い物をした人は9%にとどまった。
マクロミルが実施したブラックフライデーに関する調査によると、ブラックフライデーにちなんだセールなどで買い物をした人はほんのわずかという結果に。
マクロミルは「クリスマスやハロウィン、バレンタインのように、多くの人が買い物を楽しむようなイベントには、まだほど遠いようです」とまとめた。
そもそも、ブラックフライデーの浸透度が不透明。調査によると84%が「知っている」と回答したものの、その内訳を見ると「内容まで知っている」が31%、「聞いたことがある」が52%だった。およそ3人に2人がブラックフライデーの内容を理解していない状況にある。
ブラックフライデーを知らない人に聞いてみると、「ブラックフライデー」という言葉に対して、「悪い、暗い、不吉なことが起きそう」「金曜なのに残業」「週刊誌ネタ」といった回答があった。
EC業界ではブラックフライデーにちなんだセール企画が増えているが、今後の浸透度はどうなるのだろうか。「日本に定着すると思うか」と聞いたところ、「定着する」は52%、「定着しない」は48%。
「定着する」と回答した人の理由は次の通り。
- お得だから
- セールで安いから
- お祭り・イベント好きだから
- アメリカで流行ったものは日本でも流行るから
- ハロウィンやクリスマスも定着したから
調査概要
- 調査主体:マクロミル
- 調査方法:インターネットリサーチ
- 調査地域:全国
- 調査対象:20代~60代の男女(マクロミルモニタ会員)
- 割付方法:平成27年国勢調査による、性別×年代×エリアの人口動態割付/合計1,000サンプル
- 調査期間:2016年12月1日(木)~12月2日(金)
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