アマゾン、ファッション専用の新物流センター「アマゾン藤井寺FC」を今秋に開業
注力分野であるファッションジャンルの配送を強化する
アマゾンジャパンは8月31日、ファッション専門の物流センターを大阪府内に開業すると発表した。2017年10月の稼働を予定している。国内の物流センターは15か所目。
物流センターの名称は「アマゾン藤井寺フルフィルメントセンター」。住所は大阪府藤井寺市。延床面積は約1万9700坪で、5階建ての建物の4階と5階を使用する。
ファッションの物流体制を拡充することで、Amazonマーケットプレイスに出品するEC事業者のオペレーションを支援するとともに、顧客への迅速な配送をめざす。
アマゾンは近年、ファッションジャンルを強化してきた。2016年10月には「東京ファッション・ウィーク」の冠スポンサーとして契約。ジャスパー・チャン社長は当時、「ファッションはアマゾンジャパンの急成長分野の1つ」と説明した。
Amazonマーケットプレイスに出店するアパレルメーカーも増えており、2017年7月にはアパレル製品の製造と販売を手がけるアーバンリサーチが出店している。
また、米国ではAmazonのオリジナルファッションブランドを展開し、売り上げを伸ばしている。
アマゾンジャパン合同会社のジェフ・ハヤシダ社長は、「アマゾン藤井寺フルフィルメントセンター」の開業について次のようにコメントしている。
西日本エリア初のファッション専用フルフィルメントセンターを藤井寺に開業することができ大変嬉しく思います。国内15か所目となる物流拠点を開業することで、お客様により快適なオンラインショッピング体験を提供したいと考えています。今後も、雇用など含め地域社会に根ざしたFCづくりを展開してまいります。
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