アマゾン、フルフィルメント支援のFBA手数料と料金体系を改定へ(4/24~)
配送代行手数料、FBA商品ラベル貼付サービス手数料、購入者返品手数料、納品不備受領作業手数料、在庫保管手数料を改定
アマゾンジャパンは4月24日、物流代行サービス「フルフィルメント by Amazon (FBA)」の手数料や料金体系を改定する。
4月24日以降に出荷される荷物の「配送代行手数料」「FBA商品ラベル貼付サービス手数料」「購入者返品手数料」「納品不備受領作業手数料」と、5月1日以降の「在庫保管手数料」が対象。
保管やフルフィルメント、輸送、カスタマーサービスのコスト上昇を受け、料金体系変と手数料の改定を決めた。
「配送代行手数料」は現在、出荷作業手数料(個数あたり)と発送重量手数料(出荷あたり)にわかれているが、新料金では配送代行手数料(個数あたり)に統合する。また、メディアとメディア以外の料金の区分もなくす。
現行制度の手数料は、「標準」(0~2kg)は174~329円、「大型商品」は530~1258円。
新料金では、「標準」(重量0~2kg)は360円、「大型商品」は622~1398円となる。
「在庫保管手数料」は現在、8.126円×サイズ×保管日数で決まる。たとえば、サイズが縦11.4cm、横22.5cm、高さ35.5cmの商品を1か月間保管する場合の手数料は73.993円。
新料金プランでは、在庫保管手数料を計算する際の基準が変わる。現在は一律8.126円だが、5月1日以降、1~9月は7.8円、10~12月は9.0円へと変更する。
「FBA商品ラベル貼付サービス手数料」は、「小型・標準」は現行の19円から20円に、「大型商品」は現行の43円から50円に値上げする。
「納品不備受領作業手数料」は、作業内容や回数によって値下げになるものと値上げになるものがある。
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