渡部 和章 2018/11/22 10:00

楽天は11月21日から26日まで、ECモール「楽天市場」とオンライン・ポイントバックサイト「Rebates(リーベイツ)」で大規模セールを開催する。米国小売り業界の年末商戦として知られる「ブラックフライデー」や「サイバーマンデー」に合わせた企画。

「楽天市場」では「楽天市場のBLACK FRIDAY ~ポイント最大43倍~」を実施する。

黒にちなんだ商品の「ポイント20倍」や「送料無料」のタイムセールを開催。黒い箱に入った「モツ鍋セット」や、シューズブランド「ドクターマーチン」などを用意している。

また、全ショップを対象としたポイント還元キャンペーンを実施するほか、ポイント還元サービス「楽天スーパーDEAL」では購入金額の最大50%を楽天スーパーポイントで還元する。

その他、ポイント還元率が上がるスロットくじや、購入金額に応じたクーポンなどを予定している。

「楽天市場」のブラックフライデーセールは2018年で2回目。2017年のブラックフライデーでは、セール期間中の売り上げが同月のセール期間外の売り上げの約1.4倍に増えたという。

「Rebates」は特設サイトでポイント還元率引き上げ

ポイントバックサイト「Rebates」では、「ブラックフライデー&サイバーマンデー」の特設ページを開設し、提携する国内外の計35サイトのセール情報を掲載する。

「Rebates」経由で商品を購入すると、サイトごとに設定された還元率に応じて「楽天スーパーポイント」を還元する。還元率は購入金額の最大20%相当。

カインズやイオン、日本トイザらスもセール開催

近年、11月にセールを強化する小売企業が増えている。

ホームセンター大手のカインズは11月21日から26日まで、米国のブラックフライデーにちなんだセール「CAINZ PRESENTS BLACK FRIDAY」を全国76店舗とオンラインショップで実施する。カインズがブラックフライデーセールを開催するのは初めて。

玩具やベビー用品の専門店を展開する日本トイザらスは、11月15日から25日までオンラインストアや全国の店舗で大型セール「スーパーブラックフライデー」を実施中。セール対象商品は2017年の約5倍となる1000品目以上。2014年から毎年開催している「スーパーブラックフライデー」において、2018年のセール開催期間は過去最長、対象商品数も過去最多という。

イオンは11月1日から15日まで、グループ企業を横断したECの大型セール「AEON サイバー“e”セール」を実施した。対象商品数は約13万5000品目で、実施期間を2017年より7日間拡大した。

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