楽天の配送サービス「Rakuten EXPRESS」が京都にも拡大、人口カバー率は約20%
包括的物流配送サービスを構築する「ワンデリバリー」構想の一環として、「Rakuten EXPRESS」の配送エリアを拡大した
楽天は3月14日、独自の配送サービス「Rakuten EXPRESS」の対象地域を大阪府や京都府の一部地域へと拡大した。京都で「Rakuten EXPRESS」を行うのは初めて。配送エリアの人口カバー率は約20%に拡大したという。
「Rakuten EXPRESS」では、楽天グループで日用品のECを展開する「Rakuten Direct」、書籍ECの「楽天ブックス」、ファッションEC「Rakuten BRAND AVENUE」の商品や、「楽天市場」の出店店舗の一部商品を配送している。
再配達の時間指定は24時まで可能。宅配荷物の置き場所を住宅敷地内で指定できる「置き配」にも対応している。
配送対象地域は3月14日時点で、東京23区と19市、千葉県、神奈川県、埼玉県、大阪府、京都府の一部地域。
今回新たに加わった地域は、大阪府内では高槻市、枚方市、寝屋川市、交野市、三島郡島本町。京都府内は城陽市、京田辺市、八幡市、久世郡久御山町、乙訓郡大山崎町。
楽天は包括的な物流・配送サービスを構築する「ワンデリバリー」構想を掲げており、今回の「Rakuten EXPRESS」の配送エリア拡大もその一環。
2019年2月には、東京急行電鉄(東急電鉄)と「Rakuten EXPRESS」の配送業務で提携。神奈川県内の一部地域において、東急電鉄が所有する東急線高架下の配送センターを共同で利用。東急電鉄が手がけるホーム・コンビニエンスサービス「東急ベル」のスタッフが、「Rakuten EXPRESS」の配送車を使って配送業務を行っている。
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