増税前の準備をする人は6割以上、キャッシュレス決済の「ポイント還元」や「買いだめ」など
リクルートライフスタイルの外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ食総研」は9月20日、10月1日から実施される予定の消費税増税に関して、消費者アンケートを実施した。
それによると、今後の節約を考えているいる人は6割以に達しているが、50~60代男性「非節約派」は4割超だった。
消費税増税に際して今後、節約することを考えているかについて聞いたところ、節約を考えている「節約派」は68.9%、「非節約派」は31.1%。「非節約派」は60代男性(45.4%)を筆頭に50代男性でも4割を超えており、男性で目立っている。
女性は30代を筆頭に「節約派」が全体で7割を超えており、女性の節約志向が強い。
節約したい費目について聞いたところ、外食に関係する項目では「飲酒費(家の中・外とも含む)」(40.6%)が4位、「食費(飲酒費を除く)」(36.1%)が9位。トップは「光熱費」(54.8%)で、以下、「衣類費}(46.9%)、「家電、通信費」(44.5%)と続ていいる。
増税後、増やしたい費目についても聞いたところ、トップは「レジャー、趣味費」(5.0%)、2位は「教育、習い事の費用(子どもの費用含む)、子育て関連」(3.9%)、3位は「交際費」(2.2%)。
消費増税前にやっておきたいことでは、「何も準備をするつもりはない」人が37.8%。6割以上の人は何らかの準備をするという結果だった。
準備の内容は「買いだめ」「前倒し」「事前の準備」に大別した聞いた。個別費目では、「食料品・酒以外の日用品の買いだめをしておく」が37.1%、次いで「ポイント還元があるキャッシュレス各社のキャンペーン内容等を調べる・比較検討する」が20.8%、「酒の買いだめをしておく」が20.7%、「キャッシュレス利用でポイント還元が還元されるカードやアプリなどを申し込む」が19.3%。