瀧川 正実 2020/9/23 12:00

楽天は「楽天市場」の商品検索結果画面に運用型広告を配信できるメーカー向け広告プロダクト「RMP-Sales Expansion」の提供を、9月15日に始めた。

広告主となる各メーカーは、「楽天市場」出店者が販売している自社商品の広告を、商品と関連性の高いキーワードの検索結果に出稿、表示することができるようになる。

楽天は「楽天市場」の商品検索結果画面に運用型広告を配信できるメーカー向け広告プロダクト「RMP-Sales Expansion」の提供を開始
「RMP-Sales Expansion」の掲載枠(画像は楽天が公開した広告資料からキャプチャ)

楽天は、「楽天市場」は商品情報の収集、比較・検討での利用も多く、各メーカーが自社商品のファンではない層へアプローチできるメディアとなっていると説明。自社商品の認知の獲得や販売促進に役立てることができるとしている。

出店者にもメリットがある。各メーカーによる広告配信で、関連商品を探すユーザーに商品情報を訴求できる機会が増え、売り上げの向上につなげることができるとした。

楽天は「楽天市場」の商品検索結果画面に運用型広告を配信できるメーカー向け広告プロダクト「RMP-Sales Expansion」の提供を開始
「RMP-Sales Expansion」の仕組み(画像は楽天が公開した広告資料からキャプチャ)

楽天は、「楽天市場」を中心に70以上のサービスを広告媒体として展開。2019年12月期における広告事業の売上高は1123億円で前期比16.7%増だった。

なお、メーカーは楽天が提供するマーケティングソリューションを集約した「Rakuten Marketing Platform」において、「楽天市場」でのさまざまな消費行動分析データを管理・分析できるマーケティングダッシュボードの機能を活用して広告を配信し、運用する。

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