【Zホールディングス2020年中間期】ショッピング取扱高は68%増、eコマース取扱高は25%増
ショッピング事業は第1四半期に前年同期比85.9%増の3793億円、第2四半期は同51.3%増の3203億円。ZOZOの連結子会社化や「PayPayモール」の拡大が寄与している
Zホールディングスが10月30日に発表した2020年4-9月期(中間期)連結決算によると、ショッピング事業の取扱高は前年同期比68.3%増の6996億円だった。
ショッピング事業は第1四半期に同85.9%増の3793億円、第2四半期は同51.3%増の3203億円。ZOZOの連結子会社化や「PayPayモール」の拡大が寄与している。
第2四半期のショッピング事業は、「Yahoo!ショッピング」「PayPayモール」でコロナ禍の影響により新規購入者数および新規出店申込数が増加。新規購入者数は同38.0%増、新規出店申込数は同34.0%増だった。
ロイヤリティプログラム「PayPay STEP」の拡大を図り、サービスの利用に応じて最大で20%のポイントを付与。ECの利用以外に決済の利用やカード会員など、複数サービスのユーザーに対して販促も強化した。「PayPay STEP」を活用することでPayPay経済圏の拡大につなげた。
オンライン上で実店舗の在庫確認、ネットでの申し込み商品を店舗で受け取れたりする「X(クロス)ショッピング」の導入済み・導入予定企業は9月末時点で66ストア、店舗数は8622店に拡大した。
「ショッピング事業」「リユース事業」「サービス・デジタル事業」「アスクルBtoB」「その他」の取扱高を合算した「eコマース取扱高」は、中間期で1兆4922億円(前年同期比25.5%増)。第1四半期は7073億円で同21.1%増、第2四半期は同29.8%増の7849億円。
今期は物流・配送関連のサービス強化も図る。スピード配送、さまざまな受け取り方法を提供して利便性の高い配送を実施している企業を「優良配送」と定義、UI/UX上でわかりやすく表示する。
これは広告です