藤田遥 2021/9/10 8:00

ECサイト構築システム「ecbeing」のecbeingは、2020年度に国内ECサイト構築実績が1400サイトを突破し、富士キメラ総研が発行する『富士マーケティング・レポートECサイト構築パッケージソリューション市場占有率調査』で13年連続シェア1位を獲得したと発表した。

『富士マーケティング・レポートECサイト構築パッケージソリューション市場占有率調査』では、ECサイト構築ソリューションの市場規模なども公表している。

2020年度のECサイト構築ソリューション市場規模は199億円

富士キメラ総研の調査によると、2020年度のECサイト構築ソリューション市場規模は199億円。5年後の2025年には291億円に拡大すると予測している。

ecbeing 2020年度のECサイト構築ソリューション市場規模 富士キメラ総研
2020年度のECサイト構築ソリューション市場規模

コロナ禍の影響が長期化し、収束の目処が立っていないため、ステイホームによる巣ごもり需要が継続すると予想される。このような状況下、EC事業を強化する企業は多いと見られ、新規企業による導入、既存企業によるアップセル需要が見込まれることから、今後も市場は拡大するとしている。

ECサイト構築ソリューション市場で13年連続シェア1位に

ecbeingは2020年度に国内ECサイト構築実績1400サイトを突破し、シェアは40.7%。ECサイト構築着工件数は2019年度比で162.7%で、1999年のecbeing販売開始以来、過去最高件数を記録した。

ecbeing 2020年度のECサイト構築パッケージソリューション市場占有率
2020年度のECサイト構築パッケージソリューション市場占有率

2020年度にecbeingが構築着工したなかで大きく伸びた業界は「医療品・化粧品」「日用品」「食品」。2019年度比で、「医療品・化粧品」は3倍以上、「日用品」は2倍以上となった。

ecbeing EC構築着工件数の業界別比率
ecbeingでのEC構築着工件数の業界別比率

BtoBにおけるECサイト構築件数も過去最高件数を記録

ECでの取扱商材にBtoB(企業間取引)商材を含めると、BtoBは「医療品・化粧品」「日用品」に次いで伸び率が高く、過去最高の着工件数となった。

ecbeing BtoB含む全体のEC構築着工件数の業界別比率
ecbeingでのEC構築着工件数の業界別比率(BtoB含む全体)

企業間取引ではテレワーク推進に伴う営業担当者間の訪問による販売が減少。オンライン商談が増加したことをきっかけに、注文手続きをオンライン化(EC化)を推進する企業が増えたことが影響しているという。

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