ニトリがEC需要拡大などに対応するため国内物流拠点を再配置、愛知県飛島村と埼玉県幸手市に新物流センター
ニトリグループは、店舗の出店加速、ライフスタイル変化に伴うEC需要拡大などの環境変化に対応するため、国内物流拠点の再配置を進めている
ニトリホールディングスは、愛知県飛島村と埼玉県幸手市に物流センターを新設する。運用は物流子会社のホームロジスティクスが担う。
2021年に石狩DC(DC=Distribution Center、在庫保管型物流センター)、神戸DCの新設を発表しており、国内物流拠点の再配置を進める。
愛知県飛島村に新設する名古屋DCは、名古屋港から7kmの距離に立地、名古屋市中心部への優れたアクセス性を持ち、東海・北陸エリアをカバーする物流拠点となる。
埼玉県幸手市の幸手DCは、関東・上信越エリアを広くカバー。ニトリグループの国内物流センターでは最大規模の面積。
名古屋DCは2023年11月1日、幸手ICは2024年3月1日に竣工する予定。
ニトリグループは、店舗の出店加速、ライフスタイル変化に伴うEC需要拡大などの環境変化に対応するため、国内物流拠点の再配置を進めている。
2021年9月に一般貨物自動車運送事業を手がける株式会社ホームカーゴを、ホームロジスティクスが設立。ニトリグループが掲げる「製造物流IT小売業」において、グループ全体のスケールメリットを生かした一貫物流を実現するため、関東圏内におけるドレージ輸送を始めた。
ドレージとは、海外からコンテナで輸送されてきた荷物を直接目的地まで陸送する方法。自社で車両を保有し、港から各物流拠点までの輸送の効率化、ならびにコスト削減につなげる。その一環として、国内物流拠点を再配置し、ドレージ事業を拡大する方針を掲げている。
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