藤田遥 2022/7/6 7:00

楽天グループはファッション通販サイト「Rakuten Fashion」において、バニッシュ・スタンダードが提供するスタッフDXのアプリケーションサービス「STAFF START」のコーディネート投稿機能との連携を開始した。

自社ECサイトに投稿したコーディネートを「Rakuten Fashion」でも表示

「STAFF START」を導入済みで「Rakuten Fashion」との連携に許諾しているブランドは、自社ECサイトに投稿したコーディネート画像を「Rakuten Fashion」でも表示できるようになる。

今後は、ブランドショップがコーディネート機能を通じてコーディネート画像を投稿すると、「Rakuten Fashion」の商品ページに自動で表示されるようになり、より効率的に商品の魅力をユーザーに発信できるという。

連携開始時は200ブランド以上が参加。9600件のスタッフコーディネートが「Rakuten Fashion」に展開されているという。

スタッフの活躍の場を広げ、最適な接客を提供

楽天グループは2019年9月から「Rakuten Fashion」構想を掲げている。2020年6月には専用アプリをリリースし、2年間で累計1000万ダウンロードを達成。取扱ブランドの幅を拡大し、2022年3月には化粧品を扱う「COSMETICS」を新設した。

「Rakuten Fashion」を軸に、ブランドの実店舗へ送客するO2Oサービスを展開。実店舗で得られるオフラインデータと楽天グループが保有するビッグデータを活用し、より精度の高い潜在的なユーザーの発掘、送客を実現する。

また、複数販路の商品在庫、顧客情報、商品購買情報を一元管理するデジタルソリューション「Rakuten Fashion Omni-channel Platform」を提供している。

今回の連携により、楽天グループの松村亮氏(上級執行役員 コマースカンパニー ヴァイスプレジデント)は「限られていた販売チャネルをよりクロスで展開する」と言う。

バニッシュ・スタンダードと連携することで、ブランドの販売員と「Rakuten Fashion」、楽天グループのユーザーを直接つなげて、ECへ活躍の場を広げていきたい。データを活用することで、より感度の高い潜在的なブランドのファンに届けていきたい。(松村氏)

楽天グループ 上級執行役員 コマースカンパニー ヴァイスプレジデントの松村亮氏
楽天グループ 上級執行役員 コマースカンパニー ヴァイスプレジデントの松村亮氏

バニッシュ・スタンダード 代表取締役の小野里寧晃氏は、「楽天グループの膨大なデータを活用して、ユーザーと相性の良いスタッフやコーディネートをレコメンドできるようアルゴリズム化できれば、最適な接客を提供できる」と話す。

楽天からもスタッフへの評価が得られるようになったら嬉しい。将来的には「Rakuten Fashion」だけでなく、「楽天市場」との取り組みもできたら良いと考えている。(小野里氏)

バニッシュ・スタンダード 代表取締役の小野里寧晃氏
バニッシュ・スタンダード 代表取締役の小野里寧晃氏

ユナイテッドアローズは「Rakuten Fashion」に出店しており、2022年3月に行った自社ECサイトリニューアル時に「STAFF START」を導入している。

ユナイテッドアローズ 執行役員の藤原義昭氏は「『Rakuten Fashion』は戦略的パートナーとして重要なチャネルの1つ。昨年度からぐんぐん伸びている」と話す。

スタッフの店頭接客は1対1で深い経験を提供して商品を購入していただくことだが、デジタル化で1体Nの接客ができる。2社の力を借りながらユーザーに良い商品、良い体験を提供していきたい。今回の連携で、自社ECサイト以外の場所でも、スタッフがユーザーに承認される世界が作れたら嬉しい。(藤原氏)

ユナイテッドアローズ 執行役員の藤原義昭氏
ユナイテッドアローズ 執行役員の藤原義昭氏
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