ソーシャルギフト、販促やキャンペーンの効果が期待できる「テイカー型」消費者は10代女性が最多。満足度は45%【利用実態調査】

ソーシャルギフト利用経験者のうち、貰う方が多い「テイカー型」は10代女性が最も多い。調査結果から、ギフトモールは「テイカー型」は企業マーケティング施策における効果的な結果が期待できると推測している

大嶋 喜子[執筆]

1月19日 7:30

ギフトモールが実施した「ソーシャルギフト利用経験者に特化した実態調査」によると、ソーシャルギフト利用経験者のうち、ギフトを贈るよりも貰う機会の方が多い「テイカー型(貰う方が多い)」が最も多いのは10代女性であることがわかった。企業からの受け取りは「販売促進・キャンペーン」が中心。

設問の回答者は、ソーシャルギフトを贈った・受け取った経験がある全国15歳〜59歳の男女2250人。調査期間は2025年6月。

貰う方が多い「テイカー型」は10代女性が最多

ソーシャルギフト利用者を「贈る頻度」と「貰う頻度」の比較で分類した結果、「テイカー型」は全体の6.3%(142人)、もらうよりも贈る方が多い「ギバー型」は同26.9%(605人)、贈り合い均衡型の「バランス型」は66.8%(1503人)だった。

年代・性別で「テイカー型」の割合を見ると、最も多いのは「10代女性」で10.7%、続いて「10代男性」「40代女性」「50代女性」がそれぞれ8.0%だった。年代別の平均は10代が9.3%で最多、続いて40代が7.1%、50代が5.6%、20代が5.6%、30代が4.7%だった。

ソーシャルギフト利用者を「贈る頻度」と「貰う頻度」の比較(年代・性別ごと)
ソーシャルギフト利用者を「贈る頻度」と「貰う頻度」の比較(年代・性別ごと)

企業からの受け取りは販促/キャンペーンが中心

企業がソーシャルギフトを贈った受け取った目的・理由として考えられるものを聞いたところ、「テイカー型」は「販売促進・キャンペーン」が最多で27.5%だった。続いて「景品(イベント・コンペ)」が18.3%、「成約記念品」が10.6%だった。

「ギバー型」も、最多は「販売促進・キャンペーン」で24.3%となっている。これに続き、「景品(イベント・コンペ)」が13.6%、「成約記念品」が5.3%だった。

「バランス型」も「販売促進・キャンペーン」が最多で23.9%、続いて「景品(イベント・コンペ)」が10.2%、「成約記念品」が5.6%だった。

「テイカー型」はほかの2類型と比べて「成約記念品」「景品」と回答している人が多いことから、ギフトモールは「『テイカー型』は企業の顧客向け施策でソーシャルギフトを受け取る機会が比較的多い。特に成約記念品の割合が高いことから、自動車、不動産、保険・金融などの成約場面や、イベント・コンペでの景品としてソーシャルギフトが活用されている」と推測している。

企業がソーシャルギフトでギフトを贈った目的や理由として考えられるもの
企業がソーシャルギフトでギフトを贈った目的や理由として考えられるもの

企業ギフトの満足度は「テイカー型」がトップ

企業から受け取ったソーシャルギフトの満足度を聞いたところ、「テイカー型」では「非常に満足」が21.1%、「やや満足」が24.6%で、合計45.7%が「満足」と回答している。

「ギバー型」では「非常に満足」が14.4%、「やや満足」が21.2%で、満足している人は合計35.6%。「バランス型」では「非常に満足」が15.3%、「やや満足」が19.6%で、満足している人は34.9%だった。

「非常に満足」の割合が「テイカー型」は21.1%となっており、ほかの2類型を大きく上回っていることから、ギフトモールは「『テイカー型』は企業からのギフトに対する評価が特に高く、好意的に受け止めている。企業マーケティング施策における効果的な結果が期待できるターゲット」と解説している。

企業から受け取ったソーシャルギフトの満足度
企業から受け取ったソーシャルギフトの満足度

調査概要

  • 実施内容:インターネット上のパネルによる調査
  • 調査主体:ギフトモール オンラインギフト総研
  • 実施期間:2025年6月
  • 回答対象:ソーシャルギフトを贈った・受け取った経験がある全国の15歳〜59歳の男女2250人(「ギバー型」:605人、「バランス型」:1503人、「テイカー型」:142人)
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