GMOメイクショップ、ECサイト構築SaaS「makeshop byGMO」で食品事業者向け「食品ECパッケージ」を提供

GMOメイクショップが、ECサイト構築SaaS「makeshop byGMO」で、食品事業者向けの「食品ECパッケージ」を提供する。食品ECに必要な機能や立ち上げ支援、運営サポートをワンパッケージで提供し、専門人材が限られる事業者のEC参入と運営負荷の軽減を後押しする。

鳥栖 剛[執筆]

9月9日 10:00

GMOメイクショップは、ECサイト構築SaaS「makeshop byGMO」で食品事業者向けの「食品ECパッケージ」の本格提供を10月20日から始める。食品ECに必要な機能に加え、ECサイトの立ち上げ支援や運営サポートをパッケージ化。EC専任人材やエンジニアが限られる食品事業者のEC参入や運営負荷の軽減を後押しする。8月24日から10月20日までは無料で先行利用を提供している。

GMOメイクショップ、ECサイト構築SaaS「makeshop byGMO」で食品事業者向け「食品ECパッケージ」を提供
「食品ECパッケージ」は8月24日から10月20日まで無料で先行利用を提供

「食品ECパッケージ」は、食品EC特有の業務に対応する機能と導入・運営支援をまとめた業界特化型パッケージ。ECサイトの立ち上げから日々の運営までを一貫して支援する。

提供の背景には、食品EC市場の拡大と、食品事業者が抱える運営負荷の大きさがある。経済産業省の調べによると、2024年の国内BtoC-EC市場規模は前年比5.1%増の26兆1225億円。このうち「食品、飲料、酒類」は3兆1163億円で、物販系分野では最大規模となっている。一方、食品ECでは、ギフト対応、配送や送り状管理、BtoB販売、定期販売など、食品ならではの複雑な業務への対応が必要となる。人手不足も重なり、EC運営が事業者の負担になりやすいという。「食品ECパッケージ」では、こうした食品EC特有の業務に対応する機能をまとめて提供する。

主な機能は次の通り。

  • のしや名入れのシステム化
  • 配送先ごとに異なるのしを指定できる複数配送機能
  • 賞味期限の期日アラートと自動セール設定
  • 常温・冷蔵・冷凍を識別する温度帯別の自動配送設定
  • BtoB卸売向けの契約者専用取引機能
  • 頒布会・定期購入の年間自動スケジュール設定
  • 送り状ソフトとの自動連携
  • 食品向けに最適化した商品登録テンプレート
GMOメイクショップ、ECサイト構築SaaS「makeshop byGMO」で食品事業者向け「食品ECパッケージ」を提供
「食品ECパッケージ」の特長

食品ECで発生しやすいギフト対応や配送条件の設定、賞味期限管理、定期販売などを、個別開発せずに利用できるようにする。

加えて、業種を選ぶだけでECサイトのベースを構築できる「1クリックショップ構築」と、食品事業者向けのオンボーディングも提供する。

ECサイトの構築機能だけでなく、立ち上げから日常運営まで一貫して支援することで、EC専任人材が限られる事業者でも導入しやすい環境を整える。

AIを活用した設定支援も強化する。10月20日からは、自然言語で入力した内容をAIが解釈し、決済画面の表示条件設定を補助する「表示条件カスタマイズ」を提供する予定だ。従来は個別カスタマイズやエンジニアリングが必要だった設定について、非エンジニアでも管理画面から操作できるようにする。今後は決済画面以外の表示条件にも対象を広げる方針。

10月21日からは、月額5500円(税込)の早期申込価格を適用する。2026年12月末までに申し込んだ事業者が対象で初期費用は0円。早期申込価格の適用期間は、申し込みから1年間となる。2027年1月1日以降の申し込み、または早期申込価格の適用終了後は、初期費用1万1000円(税込)、月額1万3750円(税込)の通常価格となる。

GMOメイクショップは食品ECを「makeshop byGMO」の重点領域の1つと位置付けており、今後も食品事業者特有の課題に対応する機能を拡充していく考え。限られた人員でもECを立ち上げ、運営しやすい環境を整えることで、食品事業者の新たな販路開拓や事業成長を支援するとしている。

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