ラオックスHDがバーニーズジャパンを買収、セブン&アイHDから全株式取得
ラオックスHDとセブン&アイHDは4月6日、バーニーズジャパンの全株式譲渡に関する契約を締結した
ラオックスホールディングスは4月6日、同日開催の取締役会において、バーニーズジャパンの全株式をセブン&アイ・ホールディングスから取得し、子会社化すると発表した。株式譲渡日は5月1日の予定。
バーニーズジャパンは、アパレルを中心としたセレクトショップ「バーニーズ ニューヨーク」の運営会社。2023年2月末時点で旗艦店6店舗、アウトレット店4店舗のほか、国内ECサイトを運営している。
バーニーズジャパンの子会社化は、新しいスタイルのリテール事業の展開が目的。コロナ禍を経た新たな時代における国内外の富裕層の消費ニーズに応える。
バーニーズジャパンの高いブランド力、ラオックスHDにおけるインバウンド事業のノウハウ活用などで相乗効果を生み出し、バーニーズジャパンの売上拡大、海外向けEC、貿易輸出などの事業領域の拡大ができると判断した。
バーニーズジャパンの2023年2月期における売上高127億1100万円、営業損失5億1500万円、経常損失5億2000万円、当期損失7億7500万円。
ラオックスは2018年にシャディを子会社化するなど、リテール事業を強化している。
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