アダストリアは“人”への投資に注力、平均6%の賃上げを実施へ
アダストリアによると、毎年賃上げを実施してきたものの、人材確保の競争環境が厳しくなっているという
アダストリアは2024年2月期、平均6%の賃上げを実施し、“人”への投資に注力すると公表した。
賃上げは通常の昇給に加え、約10億円を処遇改善経費として計上。平均6%の給与改善を実施するという。
毎年賃上げを実施してきたものの、人材確保の競争環境が厳しくなっていると説明。生産性向上、競争力を高めるための賃金水準を維持する。
アダストリアの福田三千男代表取締役会長は、次のようにコメントしている。
いま小売業や卸売業の採用が難しくなっており、特にアパレルは厳しい状況。我々はアパレル企業として、「次、何かをしたい」という想いを持った求職者にとって、アダストリアは面白い企業だと言われる仕組化をしていきたいと考えている。
また、中途で人材採用も進めているが、予測以上の応募をいただいた。彼らも含め、毎年社員が増え、入った社員が喜んでもらえる企業でありたいと考えている。今年も目標の200名の新入社員が採用できたので、現状は問題ないが、今後も大学生や高校生、専門学校生の目標となるアダストリアをめざしていきたい。
これは広告です