資源を年間約2.5トン削減。フェリシモがポスト投函可の「お届け袋」で獲得した再配達問題+環境負荷軽減の実績を発表
フェリシモは2023年10月末に導入した「お届け袋」による実績を発表した。顧客、配送ドライバー、自然環境に三方良しの成果が出ているという

フェリシモは9月25日、2023年10月末から運用しているポスト投函可能な「商品お届け袋」について環境貢献度を集計した結果、年間で約2520kg(約2.5トン)の資源削減を実現したと発表した。
最薄タイプが約110gだった従前の配送用の箱に比べて、資源量を約4分の1となる約26gに削減しているという。
「商品お届け袋」は、社会全体におけるEC物流の環境負荷と再配達への対応として開発・導入し、運用してきた。フェリシモが考える利点は次の3つ。
自然環境への配慮
従来の箱タイプからの切り替えによって、年間で約2520kgの資源を削減。化学薬品の使用を抑えたクラフト素材、リサイクル可能な特殊な撥水加工を採用し、製造から廃棄までの環境負荷を低減している。
顧客が配送商品を「受け取る」ストレスをなくす
「商品お届け袋」はポスト投函サイズで、再配達の手間とCO2を削減する。袋タイプは中身の厚さに合わせた梱包が可能で、配送サービスの効率アップにもつながっている。雨濡れ対策として、袋の内側に特殊な撥水ニス加工。外側は紙の質感のまま配送伝票が剥がれにくいという安全性も両立している。
ぬくもりを演出するデザイン
あたたかみのあるクラフト紙に、ぬくもりを感じるオレンジ色のインクでデザインをプリントし、フェリシモならではの“やさしさ”や“楽しさ”を演出している。

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