オンワードHDの2025年中間期のEC売上は273億円で16%増、EC化率は27.7%
EC売上高の内訳はオンワード樫山の自社ECが前年同期比0.5%増の135億5600万円、他社ECが同15.7%増の25億2500万円だった。国内EC対象事業会社8社が同20.0%増の80億2500万円、他社ECが166.6%増の32億8200万円だった。
オンワードホールディングスの2025年3月-8月期(中間期)のEC売上高は前年同期比16.1%増の273億8800万円だった。EC化率は同1.7ポイント減の27.7%。2024年秋に連結子会社化したEC比率が低いウィゴーが連結決算に含まれたことにより、EC比率が下がったとしている。
EC売上高の内訳はオンワード樫山の自社ECが同0.5%増の135億5600万円、他社ECが同15.7%増の25億2500万円。国内EC対象事業会社8社が同20.0%増の80億2500万円、他社ECが166.6%増の32億8200万円だった。自社EC比率は同6.7ポイント減の78.8%。
オンワード樫山を中心とした実店舗で試着して取り寄せるOMOサービス「クリック&トライ」の導入は上期で21店舗増加し428店舗に増えた。「クリック&トライ」による売上高は前年同期比12.8%増の12億2700万円。導入店舗の売上高は前年前期比で103%を確保。オンワード・クローゼットセレクトについては2025年8月末で183店舗が導入、売上高は前年前期比で109%を確保できているという。
オンワードHDの全社売上高は前年同期比18.4%増の1126億3600万円、営業利益は同9.1%増の57億3600万円、経常利益は同5.9%増の55億2100万円、当期純利益は同17.4%増の48億2200万円だった。戦略強化ブランドを中心に、商品ラインナップやマーケティングを強化するとともに新規出店の着実な進展により、業績は堅調に推移した。ウィゴーでは、SNS連動型のプロモーションやコラボアイテムなど、Z世代を中心とした若年層へのブランド訴求施策が奏功し、グループ全体の収益の拡大に寄与したという。
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