ヤマトが中国EC2位の京東集団と提携、日本企業の中国越境ECをサポート
出店者は店舗運営から、輸送、バックヤード業務、エンドユーザーへのサポートまでトータルで委託することが可能
ヤマトホールディングス傘下で国際物流を手がけるヤマトグローバルロジスティクスジャパン(YGL)は4月6日、中国ネット通販2位の京東集団(ジンドン)と提携し、越境ECモール「京東全球購(JD.COM International Limited)」へ日本企業が出店・出品する際のサポート、注文から配達まで最短4日のスピード輸送サービスの提供を5月上旬から開始すると発表した。
日本のメーカー、小売、EC事業者による中国向け越境ECへの興味関心が高まっている。中国の越境ECモールに簡単に出店できるようにし、ニーズの取り込みを図る。
「JD.COM」公式パートナーであるFRANK(フランク)とも連携。日本のメーカーや小売・EC事業者に「京東全球購」への出店・出品の案内はYGLが中心に行い、「京東全球購」での店舗開設、運営サポートをフランクが担う。
輸送はYGLが指定物流事業者となり、ヤマトチャイナダイレクトを利用して、日本の指定倉庫から購入者までの輸送を受け持つ。物量が増えた際にはヤマトグループの中国国内の保税倉庫で保管し、注文ごとに出荷対応を行う。
出店者は店舗運営から、輸送、バックヤード業務、エンドユーザーへのサポートまでトータルで委託することが可能。
YGLでは今後、定期的に日本企業向けの「出店」「出品」に関する説明会を開催していくとしている。
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