自転車のあさひ、ネットで注文し店頭で受け取るオムニチャネルマーケティングを本格化
店頭受け取りを提供するウェブサイトを刷新、スマホ対応するなど、店舗とネットを連携したオムニチャネルに本腰を入れる
自転車の店舗販売、ネット通販を手掛ける、あさひは7月3日から、ネットで注文して店頭で商品を受け取る「ネットで・注文お店で受取り」サービスを本格展開する。同サービスを扱うウェブサイトを刷新、スマートフォン(スマホ)対応するなど、店舗とネットのチャネルを連携したオムニチャネルマーケティングに本腰を入れる。
「ネットで・注文お店で受取り」は2013年3月に開始。ネットで注文し、全国の「サイクルベースあさひ」の店舗で整備された自転車が受け取れる仕組み。業界初の店頭受け取りサービスという。
1年超のサービス提供で顧客の支持を得たことから、本格展開に本腰を入れる。このほど同サービスを扱うウェブサイトを刷新。7月3日にはスマホ対応し、「いつでも・どこでも」簡単に自転車を注文できる環境を整えた。
あさひによると、自転車を店舗で受け取るため、ネットで購入・配送するサービスと比べて、送料無料、アフターサービスが充実しているという。また、すぐに自転車を使うことができることができ、通販特有の負担や不安を解消したとしている。
あさひは、自転車の愛好家、スポーツユーザー向け商品を扱う「ネットワーキング店」、一般ユーザー向けにPB(プライベートブランド)商品を中心とした商品を提供する「サイクルモール」を展開している。
今期(2015年2月期)はPB商品の取り扱い量拡大への対策に加え、自社物流倉庫の増築によるECの物流体制の強化などで、ネット通販事業の拡充につなげる。
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